ちびっこ紫耀４ ページ50
永瀬side
正直あの時は怒りに任せて怒ってしまった。
スタッフさんにまで迷惑かけたことでなんか今まで溜まってたもんが爆発してもうて。
岩「あっれん！!」
楽屋に戻ると紫耀は玄樹に抱っこされとって。
顔は真っ赤っか、涙は次々に溢れ出しとってまさかここまでになってるとは。
神「しょう、れんが戻ってきたよ」
平「ひっく、、れぇ…」
永「しょお…」
抱っこされている紫耀の前に立ち、目線を合わせた。
平「ふぇぇ…れぇんっ…！」
永「うん、おいで」
手を伸ばしてきた紫耀を玄樹から受け取り抱っこするとぎゅっと抱き着いてきた。
永「ごめんな。あんなこと言って。俺はしょおのこと大好きやで？」
平「うっ…ほんとっ…？」
永「当たり前やろ？しょおが悪いことしたから怒ったの。何が悪かったかわかる？」
背中をトントンと叩き、横に揺れながら優しく問う。
平「しょっ、しょおがっ…はしったからっ…」
永「うん。それで？」
平「すたっ…ふさん……しょおっ、、ぶつかた……ううっ、、」
永「うん、せやな。それってええこと？」
平「(ふるふるっ)だめ…」
永「あかんな。ちゃんとあかんことって分かってるやん。しょおが走り回ることで誰かにぶつかってケガするかもしれへん。もしかしたらしょおも。だから俺らはあかんって言ってるんやで」
平「ひっく、、んっ…」
永「これからはちゃんという事聞ける？」
平「…ん…」
永「ん、ええ子や」
段々と涙も止まってきて落ち着いたみたいや。
これ以上泣き叫ぶと熱出てまうかもやったし。
岩「さすがれん」
神「俺らじゃ無理だったわ」
永「なんやねんそれ笑」
平「れぇん…」
永「うん、大丈夫大丈夫。俺はここにおるよ」
抱きしめながら揺れてやると安心したのか顔をぐりぐりと押し付けてきて、紫耀の涙と鼻水でもう俺のシャツびっちょびちょ笑
岸「とりあえずよかった」
高「これで大人しくなるね」
ずっと立ったままもきついからソファに腰かけ、背中をトントンしているとズシッと胸に重みがかかった。
高「あっ、しょお寝ちゃってる笑」
永「ん？あっほんまや」
あれだけ泣きわめいたらな。
赤ちゃんみたいに親指吸いながら安心したように寝とって。
そんな姿に俺らは静かに微笑んだ。
end
ーーーーーー
これで４０章終わりです！！
ちびっこ紫耀どうでしたかね？
今回は少し悪い子にしてみました笑
是非評価をお願いします！！
移行までお待ちを〜
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晴はる(プロフ) - masumiさん» masumiさん、コメントいただきありがとうございます！ちびっこ紫耀くん気に入っていただけてて嬉しいです(*^^*)久々の登場だったのかな？たまに話数余ったら書いてます笑 また余ったら書きますね！これからもよろしくお願いします(^^) (2022年8月3日 0時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントありがとうございます！ちびっこ紫耀はよく読みたいというお声をいただけるので、残った話数で書いてみました！どんな話にしようかと思ったんですけど、カオスでしたね笑 楽しんでいただけてよかった！４１章もよろしくお願いします！ (2022年8月3日 0時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
masumi(プロフ) - ちびっこ紫耀くんのお話待ってました(^^)/ありがとうございます。またよろしくお願いします(*^-^*) (2022年8月2日 20時) (レス) @page50 id: 773d2c854b (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» ちびっこ紫耀の話、見ました。飛行機のマネして走り回ったり机の周りを回ったりソファーの上に乗って跳ねたり微笑ましい光景でしたがめっちゃカオスな展開でしたね。面白さと驚きでいっぱいでした。イヤイヤ期ってとても苦労するんだと思いました。40章お疲れ様でした。 (2022年8月2日 17時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - まやさん» まやさん、コメントいただきありがとうございます！そしてまたまたリクエストありがとうございます(*｀･ω･´*)ゝ腹痛系ですね！またお話考えてみます(^ ^) (2022年8月2日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2022年6月28日 18時
