7 ページ34
岩橋side
岩「しょお、、どうしちゃったんだろ…」
岸「…わかんねぇ…」
コンコン
ガチャ
ス「あの、、撮影なんですけど…」
あっ、そうだ。
カメラ回ってたこと忘れてた。
岩「あのっ、これ…」
ス「とても続けられる状態じゃないと思いますので、今回は撮影中止にします」
神「すみませんでした」
ス「いえ、みなさんは何も。平野くんお大事にしてあげてください」
永「ありがとうございます」
未だ廉の腕の中にいる紫耀。
顔が青白い。
このまま目を覚まさないんじゃないかっていうくらい綺麗な顔で眠ってて。
岸「いいスタッフさんでよかったな」
神「そうだね」
今日の仕事はもうこれだけだったしよかった。
高「しょお、ごめんね」
永「海人は何も悪くないし責任感じんな？」
高「…でも…」
岩「そうだよ、みんなでこれにしようって決めたんだしね。それに、、あのしょおの様子……完全に過去に何かあったとしか…」
神「俺もそう思う…」
あの取り乱し方はおかしかったもん。
永「とりあえず帰ろう」
岩「うん」
みんなで帰路に着いた。
ぐったりした紫耀を連れて。
岩「目、覚まさないね…」
神「もうすぐ起きるよ、きっと」
帰ってから３時間。
なかなか起きないな…
永「しょお……」
ガチャ
高「ねぇ、みんな…」
岸「ん？どした？」
さっき突然出て行った海人が、神妙な面持ちで紫耀の部屋に戻ってきた。
高「俺、気になって……聞いてみた。しょおの、おばあちゃんに…」
岩「え？」
海人は紫耀のおばあちゃんとも仲が良くて、連絡先も知っている。
居ても立っても居られなくて、思わず電話したらしい。
永「それでなんて？」
高「あのね…」
〜〜〜
母「りく？どうしたの？」
り「うっ…うぅっ……ままぁ〜…」
母「おいで。何があったの？」
その日、弟のりくくんは泣きながら学校から帰ってきたらしい。
家には紫耀のままとおばあちゃんだけがいて、紫耀はまだ帰ってなかった。
り「うわぁぁぁん、、もうっ、学校行きたくないよぉっ…」
母「大丈夫だからね。何があったのかままに話して？」
お「りく、おばあちゃんにも話してごらん？」
りくくんがままさんの腕の中で泣き続けてる最中に紫耀が帰宅。
ままさんたちはそのことには気が付かなくて、紫耀はなんだろうと思いながら部屋の外からそっと覗いていたらしい。
り「俺っ、、ひとりっ子がよかったっ…」
平「ぇ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 221人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴はる(プロフ) - masumiさん» masumiさん、コメントいただきありがとうございます！ちびっこ紫耀くん気に入っていただけてて嬉しいです(*^^*)久々の登場だったのかな？たまに話数余ったら書いてます笑 また余ったら書きますね！これからもよろしくお願いします(^^) (2022年8月3日 0時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - はるきさん» はるきさん、いつもコメントありがとうございます！ちびっこ紫耀はよく読みたいというお声をいただけるので、残った話数で書いてみました！どんな話にしようかと思ったんですけど、カオスでしたね笑 楽しんでいただけてよかった！４１章もよろしくお願いします！ (2022年8月3日 0時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
masumi(プロフ) - ちびっこ紫耀くんのお話待ってました(^^)/ありがとうございます。またよろしくお願いします(*^-^*) (2022年8月2日 20時) (レス) @page50 id: 773d2c854b (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 晴はるさん» ちびっこ紫耀の話、見ました。飛行機のマネして走り回ったり机の周りを回ったりソファーの上に乗って跳ねたり微笑ましい光景でしたがめっちゃカオスな展開でしたね。面白さと驚きでいっぱいでした。イヤイヤ期ってとても苦労するんだと思いました。40章お疲れ様でした。 (2022年8月2日 17時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - まやさん» まやさん、コメントいただきありがとうございます！そしてまたまたリクエストありがとうございます(*｀･ω･´*)ゝ腹痛系ですね！またお話考えてみます(^ ^) (2022年8月2日 10時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：晴はる
| 作成日時：2022年6月28日 18時
