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平野side
平「…こんな…息子で…ごめんっ……なさっ…」
母「いやっ……頑張ってっ…」
弟「生きろよっ…！お兄ちゃん！！」
監「…平野くんもっと感情入れてみてっ」
平「うっ……こんなっ…息子で…ひっく、、ごめん、なさっ…」
あまりにも辛いシーン。
これが本当の話なんて、ご家族の気持ちを考えると胸が張り裂けそうになる。
ス「平野さんお水……平野さん？」
平「うっ……うぅっ…すみませっ…」
カメラは止まってるのに、涙が止まらない。
どうしよ…
ス「大丈夫ですか？」
平「はいっ…ひっく、、泣き止みますっ、から……うっぅぅ…」
気持ちに反して溢れてくる涙は止まることを知らないみたいに頬を流れ落ちていく。
ス「どうした？」
ス「あっ、平野さんが涙が止まらないみたいで…」
監「平野くん大丈夫か？」
平「ふぇっ、、ごめんなさぃっ…ゔーー…」
監「ちょっと休憩入れよう！」
俺のせいで撮影中断になっちゃった。
情けない、涙も止められないなんて。
共演者の方たちもすごい心配してくださって申し訳ない。
こんな泣いてたら目が腫れちゃう。
ス「平野さん楽屋戻りましょう」
平「はいっ…」
スタッフさんに支えてもらいながら楽屋に戻り、次の撮影は今のシーンとは全く違う笑顔で家族や友達と話すシーンだから、とりあえず俺の涙止まり待ちで撮影再開になるらしい。
早く止めなきゃ、早く…
焦れば焦るほど涙はどんどん溢れてくる。
平「ふっ……れぇん……とまらっ…ないよぉっ…」
俺こんな泣き虫じゃないのに。
なんで止まらないの。
平「ふぇぇ……ママ……会いたい…」
ママにも会いたくなってきちゃった。
やっと涙が止まったのは一時間が経った頃で、今日の撮影は中止ということになってしまった。
平「ほんとにっ……すみません！」
監「ううん、大丈夫だから。ちゃんと目冷やしておいてね」
平「…はい…」
皆さんは笑顔でいいお芝居だったよって笑って許してくださったけど、ただでさえ詰め詰めのスケジュールで撮影してるのに、俺が撮影を止めてしまった。
本当に最悪だ。
平「…はぁ…」
楽屋に戻り、スマホを手にする。
廉に…かけてみようかな…
Pull…Pull…
(はい)
平「…あっ、ごめん急に…。今日も聞いてもらっていいかな…」
(うんいいよ。なんでも聞いてあげる)
平「…ん？…あれ、、れん…だよね？」
(ふふっ、小栗です)
……ええっ！！間違えたぁっ！！
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晴はる(プロフ) - あやねさん» あっそういうことだったんですね！そんなそんなっ、わざわざお礼なんて笑 コメントいただけるだけで嬉しいです(*^^*)ありがとうございます(^^) (2022年6月30日 0時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» リクエストのお礼をしようと思ったんですけど、返信するのが遅くなってしまいました。分かりづらくてすいません。これからも楽しみにしてます。 (2022年6月30日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、何のお礼か分からないですが、こちらこそいつもお読みいただきありがとうございます(#^.^#)これからも宜しくお願いします♪ (2022年6月29日 13時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» ありがとうございます！ (2022年6月29日 1時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん、ありがとうございます。 (2022年6月29日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2022年5月16日 23時
