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平野side
平「よろしくお願いします」
監「じゃあシーン46から。よーい、はいっ」
その日から一人悩むことは少なくなった。
ご飯は少しづつ食べられるようになったし、睡眠も少しだけど取れるようになった。
全ては廉のおかげだ。
重いシーンの撮影で心が折れそうになった晩は、楽屋から電話をして廉を頼った。
廉は、俺の帰りがどんなに遅くても起きて待っていてくれた。
一緒にホットミルクを飲みながら話を聞いてくれて、俺が寝るまでそばについていてくれて。
正直甘えすぎだとは思う。
けど、今廉の助けが無くなったら俺は撮影を乗り切れないと思うから。
平「…れん…ありがと…」
気がつけば、楽屋で一人そう呟いていた。
俺、頑張るから。
このドラマをたくさんの方に見ていただけたら、もっとKing & Princeのことを知ってもらえる。
グループのためにも頑張る。
平「お疲れ様でした」
監「平野くんごめん、悪いんだけど明日のシーン変更したくて。シーン59から撮らせてもらってもいいかな」
平「あっわかりました。59ですね、台本読んでおきます」
監「ありがと！お疲れ様」
平「お疲れ様です」
急遽撮影の順番が変わるのもよくあること。
まだ読んだことないシーンとかってこともあるから一日でセリフを叩き込まなきゃいけない。
平「ふぅ…」
マ「平野大丈夫か？」
平「あっはい」
マ「ダイエットも大事だけど…ほどほどにな」
平「…ぇ、、あっはい…」
ダイエット…
あっそっか、、最近食べられてないことで痩せちゃったんだよね。
今の役にはその方がいいんだけど。
平「59………ッ…」
59は、、俺が…死んでしまうシーンだった。
ガチャ
平「……」
家の中は真っ暗。
そうだ…今日は何も相談することがなかったから、廉に連絡しなかったんだった。
平「…お風呂…はいろ…」
とりあえずお風呂を済ませ、ソファに座って台本を広げる。
早く寝ないといけなかったけど、それよりも台本を覚えなくてはならない。
平「……はぁっ……」
シーン59は、、読むのも詰まってしまうくらいに悲しいシーンだった。
きっと、、ご本人は辛かっただろうな。
家族も友達も残して一人旅立たないといけない自分の運命を呪ったんだろうか。
もっと生きたくてたまらなかったはずだ。
色々なことを考えていると、また心が重くてどうしようもなくなる。
役になりきるって、本当にしんどいんだ。
俺は、、最後まで耐えられるかな。
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晴はる(プロフ) - あやねさん» あっそういうことだったんですね！そんなそんなっ、わざわざお礼なんて笑 コメントいただけるだけで嬉しいです(*^^*)ありがとうございます(^^) (2022年6月30日 0時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» リクエストのお礼をしようと思ったんですけど、返信するのが遅くなってしまいました。分かりづらくてすいません。これからも楽しみにしてます。 (2022年6月30日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、何のお礼か分からないですが、こちらこそいつもお読みいただきありがとうございます(#^.^#)これからも宜しくお願いします♪ (2022年6月29日 13時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» ありがとうございます！ (2022年6月29日 1時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん、ありがとうございます。 (2022年6月29日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2022年5月16日 23時
