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一部事実に基づいたフィクションにはなりますが、不快な方はUターンをお願いします。
永瀬side
永「これっ…」
高「…ガン…って…」
紫耀はこのドラマが決まった時ほんまに嬉しそうやって。
誰よりも命の大切さを考えてる紫耀はずっとやりたいって言ってたから。
けどそれは、、あまりにも残酷で受け入れ難いものやった。
平「…やだ……できなぃ…」
永「しょお…」
平「…はぁっ、、いやっ…」
永「しょおっ！」
泣きそうな顔で楽屋を飛び出して行ってしまった。
神「れん……確かしょうのお母さんって…」
永「ああ……まだしょおが関ジュやった頃にお母さんがガンになって、、その時は危なかったって聞いてる」
岩「俺も詳しくは知らなかったけど…病名は聞いてた」
ちょうど紫耀が東京での仕事が増え始めた頃で、ほんまはお母さんと東京に引っ越すはずやったんやけどお母さんの病気が見つかってそれは叶わんくなったんや。
高「しょおに…ガンの役は…、、残酷すぎるよ…」
マ「ごめんな…俺も台本渡された時に知って…。正直迷ったんだ。平野に渡していいのか。けどあんなに喜んでたしどう言えばいいのかわからなくなってな」
岸「…そうっすよね…」
あの頃は俺もまだまだ子どもで、もちろん紫耀もそうやった。
あの時話してくれたあいつの悲しそうな表情は今でも忘れられへん。
・
平「….」
永「しょお、なんか…あったん？」
平「…え？」
お互い東京での仕事が増えてて一緒に移動し泊まることも多かった。
けど最近の紫耀は仕事の時以外あまり笑わなくなったし、いつも落ち込んでるような考え事してるみたいな。
永「なんかあったら言ってや。一人で悩むんはなしや」
平「れん…」
俺は、仕事の悩みかなくらいにしか思ってへんかった。
平「…ママが……ガンに、、なった…」
永「…ぇ…」
平「…手術…しないとっ…危険だって……、俺、どうしよっ……れんっ…」
永「しょお…」
その時の紫耀の顔は、目に涙をいっぱい溜め今にも壊れてしまうんちゃうかって思うくらい不安に満ちた表情やった。
永「……ガン…」
平「……ぁ…ごめ…れんにこんな事……忘れてっ」
永「ちょっ、しょおっ！」
俺は、、紫耀に何もしてやれへんかった。
言葉をかけることも、寄り添うことも、、何もできんかったんや。
・
永「俺、しょお探してくる」
岩「あっれん！」
居ても立っても居られず楽屋を飛び出した。
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晴はる(プロフ) - あやねさん» あっそういうことだったんですね！そんなそんなっ、わざわざお礼なんて笑 コメントいただけるだけで嬉しいです(*^^*)ありがとうございます(^^) (2022年6月30日 0時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» リクエストのお礼をしようと思ったんですけど、返信するのが遅くなってしまいました。分かりづらくてすいません。これからも楽しみにしてます。 (2022年6月30日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、何のお礼か分からないですが、こちらこそいつもお読みいただきありがとうございます(#^.^#)これからも宜しくお願いします♪ (2022年6月29日 13時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» ありがとうございます！ (2022年6月29日 1時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん、ありがとうございます。 (2022年6月29日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2022年5月16日 23時
