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永瀬side
神「…」
岩「…」
永「…紫耀のやつ、、大丈夫やろか…」
岸「…」
高「…」
永「もしかしたら…今頃悪夢にっ……」
神「はぁ…あのさ、れん」
永「え？」
岩「さっきからずーっと心の声が口に出てるんだけど」
永「えっ、俺なんか言った？」
高「ずーっと、しょお大丈夫やろか、今頃悪夢にうなされてるんではなかろうか、とか一人で話してましたけど」
永「そんな言い方はしてへん」
口に出してるつもりはなかったわ。
岸「そんな心配なら電話してみな。起きてるかもよ」
高「でももう１２時なるし寝てるんじゃない？」
心配やけど、もし眠れてたら電話したら悪いし。
ブーブーブーｯ…
永「おわっ！！」
岸「おおっ！なんだよっ！」
永「しょおからやっ」
慌てて電話に耳に当てると、わずかにすすり泣くような声がした。
永「しょお？また夢見ちゃった？」
平「…ひっ……うぅ…れん…」
永「大丈夫。怖かったな」
平「…れぇん…こわいっ…こわいよっ…」
永「しょお…、しょおには俺がついてるやろ？言ったやんか、一人なんかやないって。俺らはいつでもしょおと一緒や」
平「れん…」
高「そうだよしょおっ！」
神「俺らもいるんだからな」
岸「キンプリはいつでも一緒だろ！」
岩「何も心配しなくて大丈夫」
平「…みんな……ぐすっ、、うんっ…ありがとう…」
少し声が変わった。
元気出たみたいや。
永「このまま電話繋いでてええから、もっかい寝てみよ？」
平「…うん」
そのあとみんなで電話を繋いだまま少し話してて、紫耀の声がしなくなったなと思ったら電話から寝息が聞こえてきた。
寝れたんやな、よかった。
永「おやすみ、しょお」
そっと電話を切った。
ガラッ
高「しょおー！おはよう！」
平「おはよう」
翌朝病院に行くと、顔色のいい紫耀がベッドに座ってた。
永「ちゃんと眠れた？」
平「うん、みんなのおかげ。ありがとね」
永「ええんやで」
岩「れんったらずーっと『しょお、しょお』うるさかったんだから」
平「え？」
永「ちょっ！言うなって！」
高「照れてるぅ〜」
永「照れてへんっ！」
退院してから紫耀が悪夢にうなされることはなくなって、仕事にも復帰できた。
紫耀には俺らがついてるからな。
end
ーーーーーー
『誘拐』編、ようやく完結です。
かなり長くなってしまった…
みらいさんいかがでしたか？
お付き合いいただきありがとうございました！
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晴はる(プロフ) - あやねさん» あっそういうことだったんですね！そんなそんなっ、わざわざお礼なんて笑 コメントいただけるだけで嬉しいです(*^^*)ありがとうございます(^^) (2022年6月30日 0時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» リクエストのお礼をしようと思ったんですけど、返信するのが遅くなってしまいました。分かりづらくてすいません。これからも楽しみにしてます。 (2022年6月30日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、何のお礼か分からないですが、こちらこそいつもお読みいただきありがとうございます(#^.^#)これからも宜しくお願いします♪ (2022年6月29日 13時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» ありがとうございます！ (2022年6月29日 1時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん、ありがとうございます。 (2022年6月29日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2022年5月16日 23時
