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神宮寺side
ガラッ
神「よっ!」
永「おう」
岸「じん、おつかれ」
神「これお土産」
岸「コーヒー牛乳じゃん!サンキュっ」
廉が目を覚ましてから3日目。
凄まじい回復力で、廉はもう大丈夫だろうって先生が言ってた。
けどまだ、、
神「…しょう、やっほ」
なんで紫耀は未だ起きないんだよ。
寝坊すけにもほどがあるぞ。
神「傷は少しづつ治ってきたね」
岸「ああ、さっき包帯変えたからな」
永「…」
廉はいつも、寂しそうな苦しそうな表情で紫耀を見てる。
自分のせいだと思ってるんだろうな。
神「ふぅ……。あっそうだ、れん、この前番組でさ…」
新番組でMCをさせていただけることになってから、度々廉に相談させてもらってる。
廉もしばらく活動再開はできないだろうな。
傷もまだ治ってないし。
岸「…早く全員揃って話したいな」
神「うん…そうだね」
それから少し話して、廉が目覚めるまではみんな泊まり込んでたんだけど、廉が「俺寂しがりやちゃうしええから」って遠慮するから帰るようになった。
きっと廉なりの優しさだと思う。
ちゃんと帰って休んでほしいって言うね。
正直じゃないからな、あいつは。
永瀬side
永「じゃあまたな」
神「ちゃんと寝るんだよ」
岸「じゃーなー」
パタン
永「…はぁ」
一気に静まり返る病室。
柄にもなく寂しいとか感じてしまってるし。
平「…」
永「しょお…」
あの日、他にもっと方法があったんちゃうかって。
紫耀を救えたんやないかって、後悔ばかりが募る。
永「ごめんなぁ……しょお…」
早く起きろや。
永「…」
もう寝よ。
一人で起きてても寂しさが増すだけや。
永「…っしょ」
布団にくるまった時やった。
永「…えっ」
平「…っ」
永「しょお…?…しょおっ!わかるかっ!」
少し手が動き、目がピクッて…
目を覚まそうとしてるっ…
永「しょおっ、しょお起きろっ!」
平「…ッ…」
永「しょお戻ってこい!!」
平「……れ、、ん…?」
永「…しょ、しょおっ…」
完全に目を開け、隣のベッドの俺と目があった。
永「しょおよかった…ほんまにっ……」
平「…ぇ……ん……」
永「ん?」
平「…ぁ、い………じょ…ぅぶ…?」
永「えっ?」
一瞬何のことかわからんかった。
永「…あっ、ああ…。大丈夫や俺は。こんなにピンピンしてる」
平「……よ…かっ、、た…」
お前は、、いっつも人のことばっかやねんから…
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晴はる(プロフ) - あやねさん» あっそういうことだったんですね!そんなそんなっ、わざわざお礼なんて笑 コメントいただけるだけで嬉しいです(*^^*)ありがとうございます(^^) (2022年6月30日 0時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» リクエストのお礼をしようと思ったんですけど、返信するのが遅くなってしまいました。分かりづらくてすいません。これからも楽しみにしてます。 (2022年6月30日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、何のお礼か分からないですが、こちらこそいつもお読みいただきありがとうございます(#^.^#)これからも宜しくお願いします♪ (2022年6月29日 13時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» ありがとうございます! (2022年6月29日 1時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん、ありがとうございます。 (2022年6月29日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2022年5月16日 23時