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岩橋side
岩「しょお…れんっ…」
２人が病院に運び込まれてから、処置室の前でみんな落ち着かずに待ってる。
岸「、、ぜってぇ許せねぇ…」
神「…俺らがもっと早く…見つけていたら…」
高「…大丈夫だよねっ…」
岸「…大丈夫、絶対に」
ボロボロになって倒れていた２人の姿が脳裏に焼き付いて離れない。
救「聞こえますかー？」
岩「れんっ…しょおっ、、、やだっ！なんでこんなっ…！」
高「しょおっ！しっかりしてよ！れぇんっ！」
救「離れてください！」
岩「やだぁっ！！しょおっ、れんっ！」
岩「はぁ…」
神「玄樹、おいで」
岩「…ありがとっ」
震えが止まらない体をじんが抱きしめてくれた。
死なないよね？
大丈夫だよね？
いやな想像ばかりが頭の中を渦巻いていて。
高「ううっ、、しょおー…」
岸「海人、おいで」
泣き続ける海人のそばには岸くんがついてあげてる。
ガラガラっ
神「あっ、、先生っ！２人は…」
医「手は尽くしました。お二人共かなり傷が深い。相当殴られたんでしょうね…。傷はだんだん治ってくると思いますがしばらく意識は戻らないかもしれません。…どうぞ」
岩「そんな…」
先生に促され室内に入ると、隣り合うベッドに横たわる紫耀と廉が酸素マスクやら色んな管をつけられて眠っていた。
包帯もあちこちにつけられて…
なんでこんなことに…
その晩、先生に頼み込んで病院に泊まらせてもらった。
その方がそばにいられるから。
けど俺らは……一晩誰も何も発しなかった。
・
岩「ん…」
気がつけば既に朝。
みんなはまだ寝てる。
紫耀も廉も…まだ寝てる…
岩「しんどかったよね、怖かったよね。ほんと、、よくっ…頑張ったねっ……ふっ、、うう…」
涙が溢れてきて、みんなを起こさないように慌てて口を塞いだ。
岩「うっ、、ひっく、、れんっしょおっ…」
神「…玄樹」
岩「…じっ、神宮寺っ」
神「つらいね…」
岩「…んっ」
神宮寺も、、泣いてた。
それから数週間、紫耀と廉は眠り続けて俺らは交代で病院に泊まった。
ガラガラっ
岩「岸くんお疲れ様、交代するよ」
岸「…ぁっ、おぅ、玄樹」
岩「…ありがとね」
岸「ああ。玄樹も…無理しないようにな」
岩「うん」
岸くん……泣いてたよね。
俺らの前では決して見せないけど。
岸「なぁ…」
岩「え？」
岸「…俺に…何ができるんだろ…」
岩「…」
みんな、自分の心と闘ってる。
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晴はる(プロフ) - あやねさん» あっそういうことだったんですね！そんなそんなっ、わざわざお礼なんて笑 コメントいただけるだけで嬉しいです(*^^*)ありがとうございます(^^) (2022年6月30日 0時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» リクエストのお礼をしようと思ったんですけど、返信するのが遅くなってしまいました。分かりづらくてすいません。これからも楽しみにしてます。 (2022年6月30日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、何のお礼か分からないですが、こちらこそいつもお読みいただきありがとうございます(#^.^#)これからも宜しくお願いします♪ (2022年6月29日 13時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» ありがとうございます！ (2022年6月29日 1時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん、ありがとうございます。 (2022年6月29日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2022年5月16日 23時
