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永瀬side
永「しょおっ！くっそ……外れろっ」
後ろ手に縛られたロープを何とか切ろうとして、壁に擦り付けたり、剥き出しのハリにガリガリやって切ろうと試みてる。
永「あと少しっ……よっしゃ！」
腕のロープが切れた！
永「あっ、いって…」
殴られた腹がジンジンする。
でも今はそんな場合ちゃうわ！
その手で足のロープもほどき、紫耀に駆け寄った。
永「しょおっ！！大丈夫かっ？！」
服は全て脱がされてて、青白い顔で意識なく横たわっている紫耀。
永「ごめんっ、一人にして…俺がついてればっ…」
今さら後悔しても遅いのはわかってるけど、後悔せずにはいられへん…
こんな目に遭ったんは俺のせいや。
とりあえず放り出されている紫耀の服を着させて、名前を呼びながら頬を軽くパチパチしてみたりするけど全然起きひん。
永「まさかっ、ほんまに毒飲ませたとかちゃうよなっ……、、ん？」
胸に耳を当ててみると、鼓動はちゃんとなってる。
そもそも、、寝てる？
平「スースー…」
永「寝てる…」
もしかして、睡眠薬飲まされた？
さっき女が言ってた薬は恐らく睡眠薬や。
紫耀はただ眠っているだけやった。
永「はぁ…よかった、、」
毒ちゃうくてよかった…
一気に気が抜けたわ。
永「あっスマホっ！」
そういえばさっきからポケットの中で震えてた。
スマホがあいつらに取られへんかったのはラッキーやった。
ブーブー
永「じんか？……助けて…」
神(えっ助けて？何があったの？どこにいるの？)
じんの声にホッとする。
神(れんっ、どこにいるの？)
永「いま、しょおといる。閉じ込められてて……海が見える倉庫……早よ助け……」
ガチャ
永「えっ？…うわぁっ！やめろっ！」
まさかの奴らが入ってきて、思いっきり殴られスマホを蹴り飛ばされた。
女「てめぇ、調子に乗んなよ」
男「電話なんかしやがって！」
永「ゲホッ、ゴホゴホっ…やめっ、ううっ…」
止むことのないパンチとキックにただ耐えることしかできない。
永「ゲホッゲホゲホっ…はぁはぁっ、、やめろ…」
ダメだ、目の前が掠れてきた…
平「…れん？」
永「…え？」
声の方に視線を向けると、ベッドの上に寝ていたはずの紫耀がうつろな目でこっちを見ていた。
永「しょ、お…」
平「……やめ、ろ…」
体を必死に動かそうとしてるけど、「あっ」とベッドから落ちてしまって。
紫耀、あかん…こっちにきたら…
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晴はる(プロフ) - あやねさん» あっそういうことだったんですね！そんなそんなっ、わざわざお礼なんて笑 コメントいただけるだけで嬉しいです(*^^*)ありがとうございます(^^) (2022年6月30日 0時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» リクエストのお礼をしようと思ったんですけど、返信するのが遅くなってしまいました。分かりづらくてすいません。これからも楽しみにしてます。 (2022年6月30日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - あやねさん» あやねさん、何のお礼か分からないですが、こちらこそいつもお読みいただきありがとうございます(#^.^#)これからも宜しくお願いします♪ (2022年6月29日 13時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん» ありがとうございます！ (2022年6月29日 1時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
あやね - 晴はるさん、ありがとうございます。 (2022年6月29日 0時) (レス) id: f466d19626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2022年5月16日 23時
