俺らが紫耀を守るから39

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神宮寺side

神「いた？」

高「いない…」

岸「どこ行ったんだよあいつ…」

岩「とにかくれんと合流しよ」



それぞれ探したけど結局見つからなくて、、

一体どこに行ったんだよ。


病院の方を探しに行った廉と合流するため、俺らも病院に向かった。



神「あれ？れんは？」

岸「いねぇな」



病院の前には誰もいない。

試しにスマホを鳴らしてみた。



神「……ダメだ出ないわ」

岸「まじか…れんまで行方不明じゃん…」

岩「今警備員さんに聞いてきた！さっき来たらしくて、病院に少しだけ入った後帰って行ったって」

高「れん…」



まさかの廉までいなくなるなんて…



神「とにかく探そ！」

岩「そうだね！」



紫耀に加えて廉も探すため、みんなでまた走り出した。



神「れぇーーん！」

高「れんどこなのっ？！しょお！！」

岩「しょおっ！れんっ！」



それから一時間は探し回ったと思う。

探しても探しても見つからない。



岸「くっそ…」

岩「じん、もう一回電話！」

神「おっおう！」



さっきからかけ続けてるけどコール音がしてるだけで全然出ない。



神「れん、、れん出てよ……(プッ)…えっ！れっれん？れん今どこっ！」

高「えっ出たの？！」



繋がったのは繋がったけど……何か変。



神「れん？」

永(じんか？……助けて…)

神「えっ助けて？何があったの？どこにいるの？」

岩「れん助けてって？！」

神「れんっ、どこにいるの？」

永(いま、しょおといる。閉じ込められてて……海が見える倉庫……早よ助け……うわぁっ！やめろっ！)

神「れんっ？！れんっ！」


ツー…ツー…



岸「れんは？！しょうは？！」

神「切れた……れんはしょうといるって。誰かに、閉じ込められてて…、襲われてるみたいやった…」

岩「うそ…」

高「2人はどこにいるのっ？！」

神「海が見える倉庫って言ってた。とりあえず警察に言おう！」

岩「そうだねっ」



俺らだけじゃダメだ。

きっと２人は良くないことに巻き込まれてる。

早く助けないと、２人が危ない。


すぐに警察に捜索を依頼し、マネさんにも伝えてみんなで探すことになった。



マ「海の見えるって…神奈川か、、千葉か……」

神「わかんないです…東京かもしれないし…」



ヒントがそれだけじゃわからない…
どうしたら…


あっ！！



神「マネさんっ！いい考えがあります！」

マ「えっ？」

高「じん？」



これならっ…

ハッと思い出し、ポケットからスマホを取り出した。

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