俺らが紫耀を守るから34

ちびっこ紫耀４ ページ10

岩橋side

マ「これからみゆと行く予定だったんだ。なんかお遊戯会？みたいなのがあって、言わば交流会なんだけど、たまに親も一緒に行って遊ぶんだよ。そこに一緒に行ってみない？先生に連絡すれば大丈夫だと思うし」

岩「えっ楽しそう…」

高「小さい子がいっぱいいるってことですか？」

マ「おーいっぱいいる」



紫耀たちみたいな可愛い天使がいっぱい？

是非行きたいんですけど！



岩「行こうよ！」

永「んー…でもなぁ…」

神「平野紫耀ってバレたら…マズくない？」

岩「…あっ、、そうか…」



忘れていた。

紫耀ちゃんは、平野紫耀なんだった。



岸「危ないっちゃ危ないよなぁ」

永「それに俺らがついて行くのも危険やし」

マ「あっそれは大丈夫だよ」

永「え？」

マ「うちの保育園さ、芸能人の子どもとかたくさん通ってるところで、個人情報保護とか漏洩とかめちゃめちゃ厳しいんだよ。だからそこは安心して」



さすがマネさん。
子どもまでちゃんとしたところに通わせてるなんて、マネージャーの鏡だね。



岩「行ってみようよ！しょおもお友達できるかもだし」

永「んー…そやなぁ」

高「しょおー！」

平「ん？なぁにー？」



ってなわけで、保育園にレッツゴー！！






平「ううっ…れん…」

永「大丈夫やで。みんなんとこ行ってみ？」



紫耀ちゃん、再び人見知り発動中。

これだけ子どもがいれば仕方ないけど。



み「しょーくん！きてー！」

神「しょう呼んでるよ」

平「う、うん」



トコトコとみゆちゃんのところへ走って行った。



岸「いやー、癒されるなぁ。みんな可愛くて」

高「岸くんおじいみたい笑」

マ「俺も久々に来たよ」



我々保護者たちは端に座って見学中。


それからしばらく見守っていると、紫耀はもうお友達ができたのか、数人の男の子たちと走り回っている。



神「ふふっ、しょう楽しそう」

岩「お友達できてよかった」



やっぱり子どもは仲良くなるのが早い。



平「れぇーん！みんなぁー！」

永「しょお、もう友達できてるやんか」

平「うん！あのねっ、れんくん！」

永「えっ、れんくん？」

平「でね、かいとくん！」

高「かいとくん？！」

平「ゆうたくんと、ゆうたくんと、げんきくんだよ！」

岩「えっほんとに言ってる？笑」



まさかの俺らと同じ名前の子たち。
なんだか笑える笑



岸「ミニチュアキンプリじゃん」



リトルKing&Prince誕生。


６人並ぶとみんなちっちゃくてめちゃめちゃ可愛い。

ちびっこ紫耀５→←ちびっこ紫耀３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す