俺らが紫耀を守るから34

ちびっこ紫耀３ ページ9

永瀬side

まさかのマネさんがパパやったという衝撃の事実が発覚。



永「えっ、っていうか、海人知ってたん？」

高「うん！一回会ったことあるし」

４「「はぁっ？！」」

高「ねー！みゆちゃん！」

み「ねーかいちゃん！」

永「まじか」



なんやもうよくわからん。



トトッ
平「……こっ、、ここっ…」

永「おっ、出てきた」

神「しょう頑張れ！」



俺の裾をぎゅっと握りしめとった紫耀が、勇気を振り絞ったんか俺の前に出てきた。


こここ…って言うとる笑



平「こっ、、こんにちはっ！」

み「こんにちは」

平「ぼっ、、ぼく…しょしょ…しょおです！」

み「しょお？みゆです」

岸「しょうっ、あと少しだ！頑張れ！」



後ろで応援してるバカ親たち。



平「ぼっ、、ぼくとっ…おと、おとっ、、おともらちにっ、なってくださいっ！」

岩「ぐすっ、よく言ったっ！」

高「しょおっ、えらい…！」



それだけで涙しとる玄樹たち。

どんだけやねん。



み「うん、まぁいいけど？」

平「(ぱあっ！)ほんとに！？」

み「みゆがおともだちになってあげる」

平「ありがとぉ！」



目の前で交わされる小さな手と手の握手。
微笑ましい。


あっ、うん…


俺の後ろで涙しながら握手しあってるメンバーとマネさんがいなかったら、俺も感動できてたと思う。



み「しょーくんいこー！」

平「うん！」



子どもとは打ち解けるのが早いもので、もう手を繋いでリビングに走っていった。



マ「いやー、よかったよ連れてきて」

岸「マネさんファインプレーっすよ」

神「ほんとに、お休みの日まですみません」

マ「いいのいいの。家でやることなかったし」

岩「それにしてもみゆちゃん大人ですね笑」

マ「あー笑 しっかりしてるところが かみさんそっくりでさ、もう尻に敷かれそうだよ笑」



俺らも２人に続いてリビングに向かうと、紫耀自慢のおもちゃコレクションを披露している。

みゆちゃんは女の子なんやけど、マネさん曰く男の子が好むおもちゃやアニメが好きやそうで、紫耀のおもちゃにも興味津々。
よかったわ。



み「みゆもね！おもちゃいっぱいもってるの！こんどしょーくんあそびにきて！」

平「うんいく！」



仲良くなれたみたいやな。



マ「あっそれで提案なんだけど」

永「えっ、なんすか？」

マ「みんなが嫌だったらいいんだけど、これからみゆの保育園に一緒に行ってみない？」

岸「えっ！保育園っすか？！」



いきなりの提案に正直驚いた。

ちびっこ紫耀４→←ちびっこ紫耀２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す