�す眷�(松本潤くん) ページ42
平野side
プ「本気出してんのかっ！！」
平「…はっ、はいっ…」
デ「打ち合わせ中に居眠りですか。いいですよね、トップアイドルは」
平「すみませっ…」
監「もう一回もう一回！！平野くんそんなこともできないわけ？！」
平「…やれます」
もう、疲れた。
毎日毎日怒鳴られて。
心も体もボロボロになっていって、すでに限界を超えてる。
しんどい、、逃げ出したい…
平「ふっ…ううっ…くっ…」
深夜、仕事終わり。
雨が降り続く道を傘もささずにふらふらと歩く。
ザーーーーーーー…
平「はぁ…はぁ………ううっ…」
涙か雨かもうわからないし、体はぐしょぐしょで冷えきっていて。
もう前なんて見えない。
すれ違っていく人がすごい顔で俺のことを振り返っていく。
もうどうでもいい。
どう見られたって、どうなったって、もうどうでもいいから。
俺はなんでこんなダメダメなんだろう。
求められたことも何一つできない。
もう、、しんどいよ。
消えてしまいたい。
プップーーーーーーッ！！
平「…」ふらっ
暗闇に伸びる車のライト。
その前にフラフラと歩み出て目を瞑った。
ぐいっ
「お前何やってんだよ！！」
平「…ぇ…」
「死んだらどうすんだ！！」
平「…だ…れ…」
薄れゆく意識の中、必死な顔をしたその人は何かを叫んでいた。
平「…ん…」
ここ…
目を覚ますと、ベッドの上に横になっていた。
あんなに冷えていた体は嘘のように熱くて、部屋はポカポカと暖かい。
濡れていたはずの体は、肌触りの良い部屋着を身に纏っていた。
平「…ゲホゲホッ」
喉が痛い。
頭が重い。
目の前がぼやけていて、自分がどこにいるのかわからない。
俺の部屋？
でも俺、、外にいたはずなのに。
平「…はぁっ、はぁっ…」
ボーッと天井を見ていると、ガチャっとドアが開く。
松「やっと起きたんだな」
平「…ぇ？」
入ってきたのは、、潤くん？
なんで…？
平「じゅんく…ゲホッ…ゲホゲホッ…はぁっ…」
松「あんま喋んな。さっき先生に見てもらって、高熱のせいで喉がかなり腫れてて声はしばらく出さないようにって言ってたから」
平「…(コク)」
松「ったく、、ほんと…バカやろう…」
潤くん…？
じゃああの時、俺を助けてくれたのは潤くん？
松「お前、自分が何しようとしたか覚えてるか？」
平「……(コク)」
松「…死ぬとこだったんだぞ…」
潤くんの顔はとても怒りに満ちていた。
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晴はる(プロフ) - メイメイさん» ありがとうございます！これからも楽しんでいただけるよう頑張っていくので、お時間あるときに読んでやってくださいね(*^o^*) (2022年9月3日 23時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
メイメイ(プロフ) - 子供たちもでかいので。自分達でご飯作ったり、バイトしたりしてます。だからお話も何回も見れちゃう時間があるんです。晴はるさんの小説毎回楽しみ( =＾ω＾) (2022年9月3日 23時) (レス) id: cb525dcc9e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - メイメイさん» ４人はすごい！！大変ですね！運動会は思いつかなかったです( ´ ▽ ` )秋だしそれもいいかもですねっ！ご提案ありがとうございます(*≧∀≦*) (2022年9月3日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
メイメイ(プロフ) - ４人の子のマミーです。もし新たにちびっ子しょおくん書いていただけるなら運動会バージョンよんでみたい。 (2022年9月3日 22時) (レス) id: cb525dcc9e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - メイメイさん» メイメイさんコメントありがとうございます(*^▽^*)メイメイさんはお母さまなんですね！ちびっこたちの話は思いつきで毎回書いてるんですけど癒されていただけてよかったです(*^^*)またお話余ったりしたら書いてみようと思います！ (2022年9月3日 17時) (レス) @page11 id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2021年9月15日 21時
