3 ページ42
松本side
松「お疲れ様です。どうぞ」
ス「あっすみません！いただきます」
松「明日からもよろしくお願いします」
ロケ終了後、スタッフさんも交えて夕飯をいただいた。
泊まりロケだからみんなお酒も飲めるし、お世話になってるわけだから俺もお酌に回ってるところ。
松「紫耀、食べてるか？」
平「あっはい。すみませんっ、僕がやります」
松「いいから紫耀は食べてな」
平「…ぁ、すみません」
こういう時やっぱり後輩は気を使うだろうし、俺はペコペコとかそういうの好きじゃないから紫耀には楽しく何も気にせずいっぱい食べて欲しい。
それに今忙しいだろうから力つけとかないとな。
それから宴会は一時間続いた。
松「そろそろ解散したほうがいいかもですね」
ス「あっそうですね」
ス「平野さん大丈夫ですか？」
松「ん？」
スタッフさんと、そろそろお開きにしましょうかと話していた時、反対側のテーブルから気になる話が聞こえた。
ス「顔色悪いですけど…」
平「…すみません、、大丈夫です…」
テーブルの端の方に座っている紫耀は、確かにさっきよりも顔が青白い。
平「……ふぅ…」
松「紫耀、そろそろ部屋戻るか？」
平「あっ、いや…」
松「皆さん、そろそろお開きにしましょうか」
ス「そうですね。明日もロケですし」
松「紫耀、部屋戻るよ」
平「…はい」
スタッフさんと別れて紫耀を支えながら部屋へと向かう。
あれ？なんかこいつ……体熱い？
松「紫耀、酒は？」
平「…いえ…僕、、弱くて…飲んでないです…」
松「そっか」
飲んでないのに体熱いってことは…
嫌な予感がした。
松「紫耀、部屋着いたよ」
平「えっ、、いや…ここ僕の部屋じゃ…」
松「いいから入って」
俺の部屋に入れて、とりあえずベッドに座らせた。
平「…潤くん？」
おでこに触れる。
うん、確定だ。
松「紫耀、わかってる？いま熱あるの」
平「…ぇ…熱…？」
まさかの気づいてなかったのか。
松「あの時濡れたことが原因だな。ごめんな、もっと早く気がついてたら無理させずに済んだのに」
平「いえ…僕大丈夫です…」
松「おっと。ほらふらついてんじゃん」
立ち上がった紫耀はそのままふらついて俺の方に倒れてきた。
松「いつからしんどかったの？隠さず教えて」
平「……ロケ…終わりから…です…」
松「そんな前から…ちゃんと言わないと」
平「ごめんなさい…」
俺こそ、無理させてごめんな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 227人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メイメイ(プロフ) - くも膜下出血よみました。４ページと５ページの間に病名がでてきてないので、お話をちょっと追加か変更で読んでみたいのですが。このお話だけあれ？って思っちゃって。好きなのでお話なのでよろしくお願いします。無理いってすいません。 (2022年9月3日 2時) (
レス) @page11 id: cb525dcc9e (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 探偵 コーヒー珈琲（珈琲百円）さん» う、嬉しい…(//∇//)ありがとうございます！！これからももっと頑張りますので読んでやってください♪ (2021年9月20日 17時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
探偵 コーヒー珈琲（珈琲百円）(プロフ) - 晴はるさん» あ、お気に入り（作者さん&作品）にさせていただきます！続編も見ます！ (2021年9月20日 17時) (レス) id: c0c5816906 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 探偵 コーヒー珈琲（珈琲百円）さん» 初コメありがとうございます！！そんなに喜んでいただけるなんてめちゃめちゃ嬉しいです(*≧∀≦*) (2021年9月20日 17時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
探偵 コーヒー珈琲（珈琲百円）(プロフ) - 私の推しの嵐・松潤も出てる〜！松潤と平野くんのお話さいっこうです！ (2021年9月20日 17時) (レス) id: c0c5816906 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：晴はる
| 作成日時：2021年7月31日 11時
