俺らが紫耀を守るから22

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高橋side

高「たっだいまー！」




高橋海人！元気に帰宅しました！




高「あれ？誰もいないのー？」



みんなまだなんだ。
残念。

せっかく元気に挨拶したのになー。





ガラッ




ゴクゴク




トントントン





高「……んぇっ？！！」





水飲んで上に上がってきたら、たまたま横目で見えちゃった。






平「スー…スー…」

永「んー…スー…」




紫耀とっ……れっ、廉が…！！おなっ、同じベッドで寝ているっ！！




エモい…エモすぎるっ！


この状況に頭の中はお花畑。
お花が舞ってる〜！





あれ？紫耀のおでこに冷えピタ…
熱出ちゃったんだな。

で、廉は寝かしつけてて自分も一緒に寝ちゃったみたいな？




エモいわぁ！



起こさないように抜き足差し足で近づいて、上からスマホを構えて、いい角度を探して…あっ、探さなくてもどの角度も最高笑

さすが国宝級イケメンコンビ。



無音カメラでパシャパシャとカメラロールに納めさせていただきました。

ごちそうさまです。




高「へへ…へへへ…」



画像を見ては変な笑いと顔のニヤニヤが止まらない。



早く誰かに見せたい！！




高「あっ！…ふふ…」



いいこと思いついちゃったもんねー。

こっそりポチポチして、また抜き足差し足で部屋を退散。



俺しょうれん推しだからね、２人がくっついてるとこ見るの好きなんだぁ！

昔は気まずい雰囲気の時もあったけど、それでもやっぱり俺が入り込める隙間はなくて、２人は話さなくても繋がってるんだもんね。


やっぱり２人が大好き！








ガチャ


岸「ただいまー」

高「あっ！岸くんおかえり！」

岸「おおっ！びびった…ただいま」



やっと岸くんが帰ってきて、嬉しさのあまり飛びつく勢いで出迎えた。



高「１人で寂しかったからさー」

岸「あれ？れんオフじゃなかった？」

高「ふふふふ…」

岸「なに？怖いんだけど」

高「ちょっと来て」




岸くんを引っ張って２階へ。
みんなにもあのエモい光景を見て欲しくて！




岸「どしたの？」

高「しーー！」

岸「？」




そー…




岸「おっまじか」

高「エモくない？」



岸くんもびっくりしてる。

紫耀が体調崩した時はたまに見る光景なんだけど、見たらやっぱりびっくりするよね。

だって廉って恥ずかしがり屋さんだから。






そのあと帰ってきたじんと玄樹くんも、同じように部屋まで引っ張って無理やり見せた笑


早く起きてあれ見て欲しいなー。
どんな反応するかな。

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