俺らが紫耀を守るから20

ちびっこ紫耀３ ページ43

永瀬side

高「めちゃくちゃ可愛いっ！！しょおちゃん超可愛いっ(//∇//)」

岸「えっ、なんで？！」

神「まじでちびっこ…」

岩「なにがあったの？」

永「俺も分からへんのよ」



未だ鏡にしがみついて目をパチパチさせてる紫耀を、後ろからぎゅうぎゅう抱きしめる海人。


とりあえずなんか見た目がうるさいから、紫耀からひっぺがす。



平「うぅっ…おれ、、ちっさい…」



現実を受け止めたらしい。
短い足で膝から崩れ落ちた。



永「しょお、なんか食った？いや、、昨日は結局熱高くて食えへんかったし…」

平「なんにもたべてないもんっ…」

神「ハッ！！もしかしてっ…！！」

永「は？」

神「怪しい男たちの取引現場を見てしまっ…永『んなわけあるかぁっ！！』あっうん、だよね」

高「ははっ！それコ◯ンくんじゃん！笑」

岩「それやばいわっ笑」

岸「人の家で取引きしねーだろ！笑」



優太、そこちゃう。



永「とりあえず下行こ。マネさんに連絡せな」

神「だね」



シクシク泣いてる紫耀を抱っこして階段を下りてると、ちっこい手でギュウッとしがみつきながら顔を埋めてくる。


なんや、ちょっと可愛い。





神がマネさんに連絡している間、とりあえずみんなで朝ごはん。

腹が減ってたら頭も回らへんからな。



岸「待って、すぐ用意する！」

平「んぅっ、れぇんっ、、とどかなぃ…」

永「えっ、あーそっか」



いつも通り紫耀のイスに座らせてたわ。



永「よいっしょ。ここでえっか」

平「おれひとりですわれるっ！」

永「いま座れへんかったやん。おれの膝で我慢し」

高「えーー！れんだけずるいー！しょおちゃん俺のとこくる？」

平「……ここにいる」

高「ちょっ、なんでよっ！」



海人に任せたらロクなことないから。
ちびなってもそこはよくわかっとる。



神「えっ、いやーちょっと、、あっいやいやそうじゃなくて！…えっまじっすか？！…わっかりましたぁ…」

岩「どしたの？」

神「マネさん…時間勘違いしてもう家の前にいるらしい…」

永「はぁ？！」

神「見てもらったほうが早いかも」

永「いやいやあかんやろっ？！やばいって！」

平「やばいの？」

岩「もう見てもらお」

高「うん、その方が早いよ」

永「あかんって！！」




こいつらアホなんか？

マネさんにこんな紫耀見せられるわけないやん！






ピンポーン


神「あっきた」

永「えー…」

神「はーい」

マ「お邪魔しまーす」




玄関から足音が近づいてくる。

ちびっこ紫耀４→←ちびっこ紫耀２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す