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平野side
永「じゃあお話は一旦終わり。まずは呼吸落ち着かせような」
平「はぁ…はぁ…(コク)」
廉は俺の両手を握ると、目を見ながら「吸ってー、はいてー」って一緒に深呼吸を続けてくれた。
永「落ち着いた？」
平「…うん、ごめん」
岩「しょお、謝る必要なんてないから」
平「…ありがとう」
岸「そっちの方が俺たちは嬉しいよな」
なんでみんなはこんなに優しいんだろう。
俺なんて、みんながいないとただのダメ人間。
周りに支えられて平野紫耀という人間は成り立ってるのに、そんな俺は何も恩返しができてないことが悔しい。
平(…キュッ)
永「しょお？」
悔しくて唇を噛んでいると、そっと頬を包まれた。
永「そんな噛んだら痛いやろ？しょおは頑張ってるよ。それは俺らが一番よー知ってる。だからたまに充電切れてしんどなってもそれは当たり前のことやんか。誰にだってあること」
廉はなんで昔から俺の心の中がわかるの？
いつも俺の欲しい言葉をくれる。
どれだけ救われてきたかわからないよ。
平「れん、ありがとう」
永「ふふ、いーえ」
廉の笑顔に安心して、自然と肩の力が抜けた。
高「しょお、えらいえらい！」
海人はふざけたように俺の頭をぐしゃぐしゃと撫でてくる。
平「ちょっ、やめろよっ」
高「えーいいじゃん！素直じゃないなぁ！」
わかってるよ。
暗くなった時や誰かが落ち込んでる時、わざとふざけて場を明るくしようとしてくれるのは海人の優しさなんだって、俺ちゃんとわかってるから。
平「海人ありがと」
高「ん？なにが？」
平「ううん」
廉、海人、岸くん、じん、玄樹
みんなの優しい視線が俺の方に向いてる。
幸せ者だな。
こんないいメンバーに囲まれて。
平「…ぁれ」
永「おおっ…しんどい？」
なんだか急に力が入らず、隣の廉にもたれかかった。
岩「あっ、しょお熱上がってるよ」
神「戻した上に過呼吸にまでなったんだからそりゃあそうだよ」
岸「確かに顔がさっきより赤い」
永「ここに寝よう。海人おりて」
高「はーい！」
熱上がってたんだ。
どうりでフラフラすると思った。
神「とりあえずここ掃除するわ」
あっ、吐いちゃったとこ…
平「じん、ごめんね」
神「しょう、謝んない」
平「うん」
岸「スタッフさんからタオルとかもらってくる」
永「しょお、冷えピタ貼っとこ」
岩「上着かけるね」
高「手握っててあげる！」
みんな、ありがとう。
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晴はる(プロフ) - すいさん» すいさん、リクエストありがとうございます！そう言っていただけると頑張って書く甲斐があります！リクエスト承知いたしました(*^ω^*)お話考えてみますね♪ (2020年4月12日 22時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
すい - はじめまして。もし良かったらリクエストで、紫耀くんが体調最悪な中立ちっぱなしの撮影だったり、長時間の打ち合わせを頑張るお話をお願いしたいです！不謹慎でごめんなさいですが弱った紫耀くんが可愛くていつもお話楽しみにしています。更新頑張ってください！ (2020年4月12日 22時) (レス) id: 3a7c2bc116 (このIDを非表示/違反報告)
ジェシーの右腕 - 晴はるさん、ありがとうございます。ズドン (2020年4月12日 15時) (レス) id: c213881b7f (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ジェシーの右腕さん» ジェシーの右腕さん、リクエストありがとうございます！ジェシーの口調はそんなに詳しくはないんですけど、ジェシーと紫耀くんコンビは私も好きなので、お話考えてみますね。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - まなみんさん» まなみんさん！初コメとリクエストありがとうございます！！一話からだなんて、長い時間をこの小説に注いでいただけてとても嬉しいですっ…！リクエスト承知いたしました！お話考えてみますね。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2020年3月17日 16時
