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平野side
目を覚ました時、廉を見てホッとした。
ちゃんと、助けられたんだ俺…
無事でよかった。
廉は涙を流しながら謝ってきた。
廉は悪くない。
いつも俺のこと助けてくれるの廉でしょ。
恩返ししただけ。
朝のことだって、本心じゃないのわかってる。
俺は体にかなり損傷があるらしく、しばらく動けないから仕事も休み。入院生活…
やだなぁ…
また迷惑かけてるし、俺。
それに、一つ気になっていたことがあって、廉が部屋から出て行った隙に岸くんに聞いた。
平「ねぇ、廉って仕事行ってないの?」
岸くんは少し顔を歪めて、
岸「あー…、実はしょうが事故にあってから、廉のやつすげー不安定で。過呼吸なっちゃったりしてたんだよ」
平「え…れんが…?」
岸「あぁ。今もたまに夜うなされてるし、そういう面も配慮して、今は休ませてる」
そう、、だったんだ。
俺のせいで…過呼吸に…
岸「しょうっ!(ぺち) 平『へっ?』俺のせいでとか思ったんでしょ。そんなことないから、気にしない!わかった?」
岸くんに頰を挟まれた。
平「…うん」
岸「それに、、またしょうに話したことが廉にバレたら俺怒られんだよ…。もう何度怒られてきたことか…はぁ…」
平「ふふ…そうなんだ笑」
きてぃれんコンビってなんか面白いんだよね笑
岸くんの方が手懐けられてんの!
しばらくして廉がタオルを持って戻ってきた。
永「しょお、体拭こ。汗かいて気持ち悪いやろ」
平「えっ!いっ、、いいっいいっ!!恥ずかしいし…」
永「そんなん気にすんな。ほら布団めくるで」
いや、気にするわっ!!
廉は御構い無しに俺の体を拭き始めた。
永「……」
平「………(//_//)」
永「はぁ…なぁしょお…」
平「…、、へっ?!」
廉は手を止めた。
永「頼むから、その顔やめて」
平「かっ…顔っ?!」
永「…真っ赤なんですけど。こっちも恥ずかしなるやん」
平「だ…だって…恥ずかしいんだもん」
俺は知らないうちに顔に出ていたらしい。
永「地方行った時とか、一緒に温泉入ったりしてるやん。熱出した時も甘えてくるしょおを着替えさせたり…平『ああー!!やめてぇー!!』何をいまさら言うてんねん」
俺の黒歴史を…うぅ…
岸「あのさ…」
平「うわっ!!岸くんいたのっ?!」
岸「いや、ずっといたわっ!俺の存在忘れないでくれる?」
永「別に俺は忘れてないけど」
色々と恥ずかしい…
もう、やだぁ…泣
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晴はる(プロフ) - りりりさん» 最新話の方にもメッセージくださってると思うのでそちらに返信いたしますね(^^) (6月13日 23時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
りりり - 更新楽しみにしてます。甘えたなしで、素のしょうくんに近い感じの雰囲気で高熱で倒れるお話をリクエストしたいですが、可能でしょうか?よろしくお願いします (6月13日 23時) (レス) id: 58c07711c4 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - しおりさん» しおりさん、コメントありがとうございます!確かに字だけ見たら似てるかもですね笑書き間違えてなくてよかったです^ ^ (2020年10月23日 21時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 盗撮(引きこもり)が何故か強盗(立てこもり)に見えちゃって、ずっと、ん?って思って読んでたんですけど普通に読み間違いでした。恥ずかしい。 (2020年10月23日 18時) (レス) id: ad67d0436a (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - かなまるさん» かなまるさん!そう言っていただけてかなり救われました!笑 結構不安だったので。また良かったらリクエストくださいね♪これからもよろしくお願いします! (2019年6月30日 18時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴はる | 作成日時:2019年6月15日 10時