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高橋side
岸くんと病院から帰ってきて数時間がたち、今は夜の１０時。
俺らは食べ終わった夕飯の食器を片付けたりしていて、廉はソファに寝かせている。
岸「そろそろ廉を部屋に連れていくか」
高「うん、そうだね」
岸くんが廉を抱えようとした時、
永「う…やめっ…はぁ、、はぁ…」
高「れん？」
突然 廉がうなされだした。
永「いや…はっ…、、いかな…で…はぁはぁ…しょ、、お…」
紫耀の夢…みてるの…？
岸「起きて廉。大丈夫だよ。しょうはどこにもいかないから」
岸くんが体を揺らすと、目を開けた。
永「はぁはぁ…しょ、、お…、しょおッ、、しょおッ…」
岸「廉、(ギュッ)…優太だよ。しょうはちゃんと生きてる。廉のそばからいなくなったりしないから、な？安心して」
高「そうだよ、れん。自分を責めないで」
永「うっぅぅ…ごめ、、ごめなさ…ふぇぇ、、ヒック…しょお…ごめん、、」
とめどなく涙を流す廉を見て、俺も泣きそうになった。
廉がこんなに弱ってるなんて。
岸「…れん」
岸くんは震える廉の体をぎゅっと抱きしめる。
岸「廉、明日しょうのとこ一緒に行こ？」
高「え…でもまだ…」
永「ヒック、、うん…」
こんなに不安定になってる廉、見てられない。
けど、いまの廉を紫耀に会わせていいのかどうか…俺にはわからない。
もっと不安定になるんじゃないか。
そんな不安が押し寄せてくるんだ。
でも廉が会いたいなら、きっと会うべきなんだよね。
その日は３人で寝て、翌日の午後、病院へ向かった。
岸「ここだよ」
紫耀の病室の前に着いた。
永「…やっぱり、、おれ…」
高「れん、大丈夫。手つないでてあげるから」
俺は廉の手を強く握る。
ガラッ
神「あっおはようみんな」
岩「待ってたよ」
岸「２人ともありがとな」
高「れん、入ろ？」
廉の手を引いて中に入る。
岩「れん、調子はどう？」
永「……」
高「れん？」
つないでいる廉の手が震えだした。
永「はっ、、はぁ…ごめな、、さい…はぁ…しょお…、、ごめっ…」
岸「廉、落ち着いて」
岸くんは、また過呼吸になってしまった廉を紫耀の側に。
高「岸くん、まだやめたほうが…」
岸「廉、しょうの手握ってごらん。ほら、あったかい」
永「はぁ、、はぁ…」
紫耀の手を握らせる。
すると安心したのか、過呼吸は治ってきた。
さすが岸くん。そして、さすが紫耀。
その時、
永「え…しょお…？」
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晴はる(プロフ) - りりりさん» 最新話の方にもメッセージくださってると思うのでそちらに返信いたしますね(^^) (6月13日 23時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
りりり - 更新楽しみにしてます。甘えたなしで、素のしょうくんに近い感じの雰囲気で高熱で倒れるお話をリクエストしたいですが、可能でしょうか？よろしくお願いします (6月13日 23時) (レス) id: 58c07711c4 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - しおりさん» しおりさん、コメントありがとうございます！確かに字だけ見たら似てるかもですね笑書き間違えてなくてよかったです^ ^ (2020年10月23日 21時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 盗撮（引きこもり）が何故か強盗（立てこもり）に見えちゃって、ずっと、ん？って思って読んでたんですけど普通に読み間違いでした。恥ずかしい。 (2020年10月23日 18時) (レス) id: ad67d0436a (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - かなまるさん» かなまるさん！そう言っていただけてかなり救われました！笑 結構不安だったので。また良かったらリクエストくださいね♪これからもよろしくお願いします！ (2019年6月30日 18時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2019年6月15日 10時
