俺らが紫耀を守るから51

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永瀬side

永「…」

岸「……っと…」

平「……(くしくし)」


背中に湿布を貼ってやって、体調は大丈夫そうだからダイニングに座らせたんやけど…

まだ眠いのかずっと目を擦ったり…

ぼーーーーって効果音が聞こえてきそうなくらいぽけーっとしてる笑

俺と優太は顔を見合わせて笑った。


岸「眠そうだな笑 もう少し寝てる？」

平「……んーん」

永「体調は悪ないんよな？」

平「……ん」


ってことはただ眠いだけなんか。


永「夕飯どうする？」

岸「あっ俺作るわ」

平「……あ」

永「ん？」

平「…あっ、えっと…」


目を泳がせながら俯いた。

多分思い出したんやろ。


岸「しょう、大丈夫だよ。もう嫌なことされる心配はないから」

平「え？」

岸「嫌がらせしてた奴らは見つかって、しょうに二度と近づけないようにしてくださった。だから安心しな」

平「…よかった、、ありがとう…」


安心したような表情に変わった。

もう大丈夫そうやな。


永「あっ、なぁ、みんなで久々にたこ焼きやろうや」

岸「えったこ焼き？」

永「そう。たこ焼き」

平「楽しそう！」


ってなわけでたこ焼きに決定。

この前お好み焼きやったからたまたま材料は残っててよかったわ。






高「うわぁ！たこ焼きっ？！俺焼きたい！」

神「たこ焼きなんて久々じゃん」

岩「ほんとだよね！」


そのあと3人も帰ってきて、みんなでたこ焼きパーティー。

紫耀もすっかり元気になったみたいで、なぜか頭にハチマキ巻いてるわ笑

俺はソファでゲームして調理はあいつらに託してる。


高「むずいな…よしっ、、あー失敗した！」

神「まだ焼けてないのかな。ねーれん」

平「れんきて」

永「えっ？なに？」

神「ちょっと上手くできなくて教えてよ」

永「いや俺がやっても変わらんて…」

神「あーさすが大阪人」

平「えっ出身どこ？」

永「…東京」

平「ちょっと返して？」


いやお前らがやれ言うたんやん！笑

意味わからん笑

まぁ無事に焼けたようでみんなで腹一杯食った。

優太なんかもう何個食ったんかわからんくらい食ってた。
各々トッピング変えてみたり、紫耀なんか納豆入れとるし。


平「うまかった！またやろうね！」

岸「だな！」


完全に笑顔が戻ってる。
たこ焼きにしてよかった。

end
ーーーーーー
『いじめ』編、完結です。

はるきさん、悩みましたが登場人物を少し変えさせていただきました。勝手にすみません。

これで51章終わりです！
移行までお待ちください。

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