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岸side
なんで黙ってた、紫耀…
リハ中、さっきのことばかり考えてしまって集中なんてできずにいた。
スタッフさんごめんなさい。
一生懸命俺らのためにやってくださってるのに。
周りを見るとみんなも同じみたいで、どこか上の空だったり、考え込んでる表情をしてたり、廉なんて逆に気にしないようにしてるのか力を入れすぎて空回りしてる。
岸「はぁ…」
紫耀をチラッと見ると、端の方でゆっくり移動してるのが見えた。
体がだるいんだろうな。
動きが遅いから。
そりゃあそうだ。
あんなに薬を飲んでるんなら相当体調が良くないはずで、それもここ２,３日の話じゃないだろう。
なんで気が付かなかったんだろう。
リーダーだろ俺。
ス「ではみなさん、次の曲の立ち位置お願いできますか」
岸「はい」
ダメだダメだ。集中しろ。
ス「平野さん、もっと左に……平野さん？」
スタッフさんからの視線が紫耀に集まって、俺らもそちらに顔を向けた。
あれ？
なんか、、体揺れてる？
岸「…え、しょう…」
声をかけた時だった。
ぐらっ
岩「あっ！」
高「危ない！！」
がしっ
岸「はぁっ、はぁっ……あっぶねぇ…」
俺らがいるのはステージ。
もし踏み外して落ちたら……軽い怪我なんかじゃ済まない。
傾いた紫耀の体を、まるで飛び掛かるかの如く俺と廉が駆け寄り間一髪抑え込んだ。
神「…よかった…」
永「はぁっはぁっ、、しょおっ…！おいっしょおって！」
高「しょおっ！！」
ス「大丈夫ですかっ？！」
あっ、紫耀！
受け止められたことに安心して忘れてた！
岸「しょうっ！…おいっ！」
岩「岸くん揺らしちゃダメ！」
支える体はぐったりしていて意識がない。
ス「とっ、とりあえず救急車呼びますっ！」
スタッフさんがバタバタと走っていって、俺らはひたすら腕の中に横たわる紫耀に声をかけ続けた。
高「目開けてよっ！しょおってばっ…！」
永「…どっか打ったんちゃうよなっ？！」
神「いやっ、それはないよ！２人が守ったから大丈夫なはずだよ！」
もうみんなパニック。
大事な人が意識を失うってほんとに怖い。
永「…えっ、これって…」
腕に貼られていた肌色のシール。
神「…もしかして、点滴受けてたんじゃない？」
岸「点滴受けるほど体調悪かったのかよ…」
薬と点滴って、俺らに隠せるレベルじゃねぇじゃん。
救急車が到着し、紫耀は意識が戻らないまま運ばれていった。
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晴はる(プロフ) - ピーさん» ピーさん、ありがとうございます(*^^*)３７章のですね！お話また考えてタイミング見て書いてみます(*´∀｀*) (2022年10月25日 0時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ピー(プロフ) - はい！37章のです！！よろしくお願い致します^ ^ (2022年10月25日 0時) (レス) id: 4f77c60873 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 朝日奈未来さん» 未来さん、リクエストありがとうございます！クロサギの撮影中にってことですかね？承知いたしました！リクエスト溜まり中なので放送中に書くのは難しいかもですが、お話考えてみますね(#^.^#) (2022年10月24日 18時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈未来 - 久しぶりにリクエストいいですか？平野くんがクロサギで高熱を出してしまいそれで倒れてしまいます女優の黒島結菜さんもなど出てほしいです (2022年10月24日 18時) (レス) id: bb68a0d61a (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - 朝日奈未来さん» みらいさんお久しぶりです〜！！クロサギよかったですよね(^O^)／紫耀さんの演技に泣きそうになりました！毎週金曜が楽しみです(#^^#) (2022年10月24日 18時) (レス) id: 5b86a9a166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2022年9月17日 12時
