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部屋の前で手が緩んだ瞬間逃げ出す
『……やっ!!』
亜嵐「俺から逃げられるとでも?(笑)」
逃げ出したはいいものの……
後ろから抱きしめられて一瞬で捕まった…
亜嵐「早く入って」
向こうはもう靴を脱いでる
『いや……ちょっ!』
グッと手首を引っ張られて白濱亜嵐に抱きしめられる
亜嵐「俺が思い出せなくしてやる」
『え?』
体を離して見た彼の目はとっても真剣だった
『……なに言ってんの?』
思い出せなくしてやるって…
なにを…?
するといきなり腰をグイッと抱き寄せられてキスをされる
さっきとは比べ物にならないくらい濃厚で、
息を吸おうと逃れれば逃れるほど絡みついて離れない
『……っ、ん…はっ……や、』
頭が真っ白になって、彼の肩を押すけどその度に余計腰をグッと固定される
さすがに 死 ぬかもと思ってるとようやく唇を離してくれた
『……はっ…はぁ、っ』
亜嵐「……はぁ…っ」
『…なに、っ…すんの、』
亜嵐「お前、俺に何かされる度に怯えてる」
『……っ、』
ほら、靴脱げ。って
さっきとは真逆の優しい手つきでしゃがみこんでサンダルのベルトを外してくれた
リビングのソファーに座らされる
亜嵐「だから、お前がそいつらにされた事の記憶を全部俺に変えてやる」
『別に頼んでないし』
亜嵐「俺のモノ汚されたら綺麗にしなきゃ」
『あなたのモノになった覚えありません』
亜嵐「言うこと聞かないから強制的にお前は俺のモノ」
『強引すぎ』
亜嵐「それが俺のいいところ♡」
『うざい』
亜嵐「そんな口きいていいんだ」
『は?』
さっきみたいに息ができないくらい濃厚なキスをされ、
無音の部屋にくちゅ、という音が響く
『…ちょ、っ………あら、っん…』
私が後ろに傾くと白濱亜嵐はその分覆いかぶさってくる
あと少しでソファーに倒れてしまうところで背中に手が回る
よかった…と思ったのもつかの間で、
『……んんっ!?』
キスをされたまま抱き上げられた
そのままベッドに下ろされて白濱亜嵐が跨ってくる
『……やだ』
亜嵐「俺もやだ」
『今日は抱かないとか言ってたくせに』
亜嵐「気が変わった」
白濱亜嵐の胸を押して起き上がろうとすると、手首をベッドに押さえ付けられる
亜嵐「俺しか思い出せないようにしてやるよ」
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吉村有紗 - 私このお話大好きですあの昨日Twitterをフォローさせてもらったんですけどまだフォローになってないんですがフォローダメでしょうか? (2021年4月3日 12時) (レス) id: 2b7e036497 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃらん(プロフ) - ゴジラさん» ありがとうございます!インスタはやってないんです( ; ; )Twitterならやってます〜、! (2018年4月1日 17時) (レス) id: 77e465c276 (このIDを非表示/違反報告)
ゴジラ - 読んで独占欲がドキドキだなぁと思いました!インスタやってますか?やってたらつながりたいです!続き楽しみです!! (2018年3月30日 16時) (レス) id: 8f455d5c84 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃらん(プロフ) - 愛菜さん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします(^^) (2018年3月23日 18時) (レス) id: 77e465c276 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - おはようございます、愛菜と申します。白濱さんの独占欲?所有欲?が爆発してますね!!これから二人ともですが気持ち自覚していくのでしょうか??続きが楽しみです↑↑ (2018年3月22日 6時) (レス) id: ac1b2c500f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃらん | 作成日時:2017年7月14日 12時