#11 ページ37
「三ツ谷！さっきから何盗み聞きしてんだ？出て来い！オマエの銀髪がチラチラ見えてんだよ。」
(三ツ谷…？)
マイキーの視線の先を辿れば木の陰から三ツ谷が顔を出した。
「いやぁ、バレたか。」
『全然気が付かなかった。』
「ちょっとトイレ探してたら話し声が聞こえて、」
「三ツ谷君…」
笑いながらこちらへ歩いてきた三ツ谷にマイキーが言う。
「そうだ！ちょうどいいや。」
『？』
「三ツ谷、オマエんトコの弐番隊にたけみっち入れる事にした。」
「え？」
「は！？」
そしてマイキーがたけみっちに向き合って言う。
「たけみっち、今日から正式に東卍のメンバーだ。よろしくな！」
『よろしくね、たけみっち！』
改めてたけみっちによろしくと言っているそばで
三ツ谷は顔をひきつらせている。
そんな三ツ谷にたけみっちが挨拶する。
「よろしくお願いしゃーす！」
「なんで盗み聞きなんてしちまったんだろう…」
盗み聞きしてなくてもたけみっちが弐番隊に入る事はきっと必然だ。
だって他に任せられる隊がない。
「って事だから、よろしくな、A。」
『はーい。』
「そろそろ帰るか。」
「あぁ、」
マイキーの言葉にわたしもふたりの後をついていく。
たけみっちは顔についている血を洗ってから帰るとの事で
手水舎へ向かって行く。
わたしはそんなたけみっちに声をかけた。
『たけみっち。』
「Aさん？」
『…圭介の事、よろしくね。』
「圭介…？」
『あと、またすぐ連絡するね。』
「？」
「A！帰るぞー！」
マイキーから呼ばれているので早く行かなければ。
『じゃ、またね！』
「はい、お疲れ様でした！」
そしてわたしはふたりを追いかけた。
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Tmwixx(プロフ) - 奏さん» 更に返信頂いてありがとうございます!!!!励みになります!!頑張ります(๑و•̀ω•́)و (2022年10月30日 14時) (
レス) id: b0a6614095 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - Tmwixxさん» 姫なら……破け、る…www読むにきまってます！更新待ってますから！頑張ってください！ (2022年10月30日 12時) (レス) @page20 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
Tmwixx(プロフ) - 奏さん» 奏さん!!コメントありがとうございます!!嬉しいです!!浴衣……破れ…るんでしょう！姫なら!!笑引き続き楽しんで頂けたら幸いです!!これからもよろしくお願いします┏○ﾍﾟｺ (2022年10月24日 21時) (レス) id: b0a6614095 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - めちゃくちゃ良かったです！浴衣って破れるもんなの…？頑張ってください！更新待ってます！ (2022年10月24日 9時) (レス) @page10 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tmwixx | 作成日時：2022年10月21日 22時
