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ドラケンの指した方へ歩いていけばそこにはマイキーと何故か意識のないたけみっちが倒れていた。
『…たけみっちどうしたの？』
「稀咲に殴られて気絶した。」
『…』
圭介にだいぶ殴られてたからな。
多分それもきいてたんだろうな。
…というか、ほぼそれだろう。
わたしはマイキーの隣に腰掛けた。
『…ごめん、マイキー。勝手に飛び出して。』
「ううん……場地どうだった？」
『…芭流覇羅行くって。』
「…そっか。」
そう言って目を伏せたマイキーはとても寂しそうに見えた。
『何も出来なかった、ごめん。』
「いや、Aは悪くねぇよ。場地は何か言ってた？」
『…』
“お前はマイキーのそばにいろ”
圭介の言葉を思い出す。
あれはどういう意味を込めて言ったのだろう。
『……お前も来るか？って言われた。』
「…は？」
『だから、行かないって言った。』
「…」
『そしたら、それでいいって、お前はマイキーのそばにいろ、って…』
「…」
わたしは思い出していた。
今までのこと。
この神社にもたくさんの思い出がある。
やっぱりいちばんは東卍を結成した日のことかな。
圭介は頑なにわたしを東卍に入れようとしなかった。
あの時の圭介の真意も未だ分からない。
圭介が言っていたように危ないと思ってくれての事なのか、他の理由があったのか…
『ほんとに…何考えてんだろうね…』
思わず口から出たその言葉は風に乗って飛んでいく。
「…」
『…』
『圭介ってさ、肝心なこと言わないよね。』
「……あぁ、」
『あと、ひとりで考え込むくせあるよね。』
「あぁ…」
『「馬鹿なのにな／ね。」』
マイキーと目が合う。
そしてふたりで微笑んだ。
その時、たけみっちから声がした。
「…って!!いってー…」
目を覚ましたらしい。
そんなたけみっちに視線を向ければ視界に入る文字。
(なんだMY WAYって。)
自分の道？我が道を行く…的な？
たけみっちらしいのかな。
そんなパーカーわたしは絶対着ないけど。
と、空を見ながら動かなかったたけみっちがマイキーに気づいて起き上がった。
「……！？え？」
「気づいた？」
「マ、マイキー君？と、Aさん？」
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Tmwixx(プロフ) - 奏さん» 更に返信頂いてありがとうございます!!!!励みになります!!頑張ります(๑و•̀ω•́)و (2022年10月30日 14時) (
レス) id: b0a6614095 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - Tmwixxさん» 姫なら……破け、る…www読むにきまってます！更新待ってますから！頑張ってください！ (2022年10月30日 12時) (レス) @page20 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
Tmwixx(プロフ) - 奏さん» 奏さん!!コメントありがとうございます!!嬉しいです!!浴衣……破れ…るんでしょう！姫なら!!笑引き続き楽しんで頂けたら幸いです!!これからもよろしくお願いします┏○ﾍﾟｺ (2022年10月24日 21時) (レス) id: b0a6614095 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - めちゃくちゃ良かったです！浴衣って破れるもんなの…？頑張ってください！更新待ってます！ (2022年10月24日 9時) (レス) @page10 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tmwixx | 作成日時：2022年10月21日 22時
