#4 ページ24
その声に他の3人も名前を教えてくれた。
前髪を上げてるのが山岸くん。
背の高い黒髪がマコトくん。
ロン毛のタクヤくん。
と、赤髪リーゼントのあっくん。
うん。覚えた。
『ありがとう！』
みんなと話していたら前にいたはずのダサい奴が見当たらない。
どうやらわたし達が話しているのに気付かずひとりで行ってしまったらしい。
『たけみっちいないね。』
「Aさんどこ行くんすか？」
『ん？ドラケンの所だよ。カレー届けるの。』
そう言って持っていた袋を持ち上げて見せれば
みんなは不思議そうに中を覗き込む。
「カレー？」
「なんでカレー？」
『ドラケンの好物が激辛カレーだからだよ。』
「「「「へぇ〜」」」」
そうハモるみんな。
なんだこれ、おもしろい。
「あ、じゃあ武道に会えますよ。」
『え？』
「武道、ドラケン君のトコ行ったんで。」
『えぇー…』
またあの調子にのっている奴に会わないといけないのか。
まぁでもそういう事なら先に行ってくれて良かった。
隣を歩かなくて済んだのでとりあえず良しとしよう。
――
みんなと別れ、病院が見えて来た所で前方にアイツが見えてくる。
どんだけ調子にのって歩いてるんだ。
よりにもよって追いついてしまうとは。
とにかく隣を歩きたくないので、
丁度いい距離で後ろをついていく。
と、ここでふとたけみっちはヒナちゃんの彼氏であると言うことを思い出す。
…ごめん。ヒナちゃん。
だけど、あのサングラスも胸がはだけてる感じも変な英語が書いてあるパンツも受け付けないんだよ…！
心の中でそんな事を思っているとドラケンの病室についていたようで、たけみっちが病室に入って行くのが見える。
「ドラケンくーん、お見舞い来たっすよ！調子はどうっすかー？」
ってあの変なポーズで手をあげながら。
「何調子こいてんだよ、てめぇ。」
『…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 138人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Tmwixx(プロフ) - 奏さん» 更に返信頂いてありがとうございます!!!!励みになります!!頑張ります(๑و•̀ω•́)و (2022年10月30日 14時) (
レス) id: b0a6614095 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - Tmwixxさん» 姫なら……破け、る…www読むにきまってます！更新待ってますから！頑張ってください！ (2022年10月30日 12時) (レス) @page20 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
Tmwixx(プロフ) - 奏さん» 奏さん!!コメントありがとうございます!!嬉しいです!!浴衣……破れ…るんでしょう！姫なら!!笑引き続き楽しんで頂けたら幸いです!!これからもよろしくお願いします┏○ﾍﾟｺ (2022年10月24日 21時) (レス) id: b0a6614095 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - めちゃくちゃ良かったです！浴衣って破れるもんなの…？頑張ってください！更新待ってます！ (2022年10月24日 9時) (レス) @page10 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Tmwixx | 作成日時：2022年10月21日 22時
