#3 ページ23
ぺーやんと別れドラケンの病院へ向かっていると
前方に見たことのある人達がいるのに気づく。
更にその前には、なんともダサすぎる格好をした人がふんぞり返って歩いている。
『…』
なんだアレ。
わたしは近づいて声をかけた。
『なんなの？あの絶望的にダサい奴。』
わたしに気付いたみんなが振り向いて挨拶をしてくれる。
「「「「Aさん！ちわっす！」」」」
『みんなやっほー。』
みんなと挨拶をしている間もダサすぎるたけみっちは道端の少年達に手を上げて調子に乗っている。
『…』
これはあれだ。
無視しよう。
たけみっちはとりあえず置いといて、
わたしはみんなに改めて声をかける。
『みんな。』
「「「「？」」」」
そう言って立ち止まればみんなも止まってくれる。
不思議そうなみんなに、
『ドラケンを助けてくれてありがとう。』
って、頭を下げて言えば少しの静寂の後にみんなの焦った声が聞こえてきた。
「Aさん！そんな、頭上げてください、」
「オレら何もしてねぇし、」
「結局、ボコボコにされただけだしな…」
「うん、」
謙虚なみんなにいつかのたけみっちを思い出す。
わたしは顔を上げて今度はみんなの顔をちゃんと見て言った。
きっとこの方が伝わると思ったから。
『みんなが駆けつけてくれたから、ドラケンは助かったんだってわたしはそう思うから。だから、本当にありがとう。』
「「「「…」」」」
時間があいてしまったけれど、ちゃんとお礼が言えて良かった。
と、みんなに聞きたい事があった事を思い出す。
『あ、あと、今更なんだけど…』
「「「「？」」」」
『みんなの名前教えてほしいな。』
そう言えば、みんなが一斉に名乗り出す。
そして喧嘩がはじまる。
なんだこれ。コントかな？
と思うのと同時に仲が良いんだなぁ。と、微笑ましく見ていると赤髪リーゼント君がみんなの輪を外れて名乗ってくれた。
「なんかすみません。俺は千堂敦です。」
「あー！あっくんずりぃ！抜け駆け反対！」
「お前らも早く名前言えよ！」
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Tmwixx(プロフ) - 奏さん» 更に返信頂いてありがとうございます!!!!励みになります!!頑張ります(๑و•̀ω•́)و (2022年10月30日 14時) (
レス) id: b0a6614095 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - Tmwixxさん» 姫なら……破け、る…www読むにきまってます！更新待ってますから！頑張ってください！ (2022年10月30日 12時) (レス) @page20 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
Tmwixx(プロフ) - 奏さん» 奏さん!!コメントありがとうございます!!嬉しいです!!浴衣……破れ…るんでしょう！姫なら!!笑引き続き楽しんで頂けたら幸いです!!これからもよろしくお願いします┏○ﾍﾟｺ (2022年10月24日 21時) (レス) id: b0a6614095 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - めちゃくちゃ良かったです！浴衣って破れるもんなの…？頑張ってください！更新待ってます！ (2022年10月24日 9時) (レス) @page10 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tmwixx | 作成日時：2022年10月21日 22時
