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自然と視線はそちらへ向く。
そこにはぺーやんとマイキーがいた。
愛美愛主がマイキーに向かっていくのを見て自分の体が無意識に反応するのが分かる。
だけど、わたしは今はエマをまもる役目だ。
と自分に言い聞かせる。
それにマイキーはあんな奴らにやられたりなんてしない。
案の定、マイキーは向かってきた奴らを一瞬で倒していく。
そしてぺーやんに向かって話し出す。
「ぺー！なんでケンチン襲った！？オレとケンチンが和解したのは知ってたろ？愛美愛主まで使って、汚ぇマネしてんじゃねぇーぞ！！」
「勝手に和解とかしてんじゃねぇよ！俺は納得いかねぇぞ！」
「パーの話はもう終わりだ。」
「終わんねぇよ！！」
マイキーとぺーやんが向かい合う。
「パーちん捕まったのに、何もしねぇで終わり？笑えねぇよ！
こうするしかねぇだろ！？」
そう言ったぺーやんはマイキーを殴り出す。
何度も、何度も。
「パーちんは、俺の、全部なんだ、」
と、叫びながら。
『…』
ぺーやん……
マイキーは抵抗しようとはしなかった。
ぺーやんの全部を受け入れようとしている。
わたしにはそう見えた。
「東卍がパーちん見捨てんなら敵になるしかねぇだろ、来いよ、マイキー！なんで殴り返さねぇんだよ！？俺なんか一発だろ！？」
そう言ったぺーやんの頭を自分のおでこに寄せて
マイキーはぺーやんに何かを言っているけど、ここからじゃ何を言っているのか聞こえない。
だけど、見てれば分かる。
ぺーやんを見ていれば分かる。
マイキーの言葉はぺーやんの心に響いている。
これがマイキー。
これが総長だ。
先程の半間の言葉を思い出す。
愛美愛主を奮起させるために言っていた言葉。
それは恐怖による支配。
でも違う。きっと違う。
少なくともわたしはそう思う。
と同時に改めて思う。
わたしはこれからもずっと、マイキーについていく。
「A？大丈夫？」
マイキーとぺーやんを見ていたわたしにエマが言う。
『うん、ごめん。大丈夫。』
ぺーやんはきっともう大丈夫だ。
…わたしはわたしの仕事を。
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Tmwixx(プロフ) - 奏さん» 更に返信頂いてありがとうございます!!!!励みになります!!頑張ります(๑و•̀ω•́)و (2022年10月30日 14時) (
レス) id: b0a6614095 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - Tmwixxさん» 姫なら……破け、る…www読むにきまってます！更新待ってますから！頑張ってください！ (2022年10月30日 12時) (レス) @page20 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
Tmwixx(プロフ) - 奏さん» 奏さん!!コメントありがとうございます!!嬉しいです!!浴衣……破れ…るんでしょう！姫なら!!笑引き続き楽しんで頂けたら幸いです!!これからもよろしくお願いします┏○ﾍﾟｺ (2022年10月24日 21時) (レス) id: b0a6614095 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - めちゃくちゃ良かったです！浴衣って破れるもんなの…？頑張ってください！更新待ってます！ (2022年10月24日 9時) (レス) @page10 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tmwixx | 作成日時：2022年10月21日 22時
