ヒメ【東京リベンジャーズ】参 (ページ7)

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「「「「「「お疲れ様です！総長！」」」」」」

頭を下げる隊員の真ん中を歩いていく。

マイキーを先頭にわたし、ドラケン、たけみっち、圭介、三ツ谷、パーちん、スマイリー、ムーチョ。

たけみっちはキョドりまくっている。
いきなりこんな所に呼び出されてこんな所歩いてたらそうなるよね。少し同情。

みんなの前まで歩き階段を登ったところで振り向くマイキー。わたしはマイキーの右後ろ。ドラケンは反対側。

以前、わたしも下がいいとマイキーに言ったら、

「Aはオレの背中守るんだから俺のうしろ。」

って正論を言われてしまったので頷くしかなかった。

みんなの前に立つマイキーは総長の顔だ。
マイキーが前に立つだけで空気が変わる。

そして、マイキーは口を開いた。

「今日集まったのは愛美愛主の件だ。うちとぶつかりゃでかい抗争になる。じゃ、みんなの意見を聞かせてくれ。」

マイキーが言い終わったのと同時に階段下にいたたけみっちの方から音がする。
蹴ったような音と、呻き声。
そちらに目を向ければパーちんがたけみっちを蹴っていた。

「お前、花垣だろ？」

「うちの隊のキヨマサが世話になったみたいだなぁ？」

「どう落とし前つけんだ、コラ。」

たけみっちに詰め寄るパーちんとペーやん。
言っている意味が分からない。

と、思っていたら三ツ谷が止めに入った。