普遍的少年 ページ3
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目を覚ますと、まだ外は薄暗く、家々も寝静まっていた。僕は枕元に置かれた時計を見る。まだ4時。記憶は無いが、学校のジャージのままだったため、寝落ちしたのだろうと思った。
寝ぼけ眼を擦りながら階段を降り、僕は風呂場に向かった。じいちゃんとばあちゃんを起こさないように、足音には気を遣った。
朝シャワーは久しぶりだ。暖かくなってきたとはいえ、朝はまだ寒い。暖かいシャワーを浴びても、冷たい空気が僕の体温を奪うようだった。
僕は体を洗う時に、必ずと言っていいほど右腕を見る。小さい頃、母さんに付けられた煙草の跡がくっきりと残っている。
あの時のことを思い出すと今でもまた追いかけてくるのではないかという恐怖に襲われるが、こうして傷跡が残された以上、忘れることは出来なかった。
気づけば呼吸が荒くなっていて、僕は慌ててシャワーを終えると、長袖の服に着替えた。傷跡を隠した僕は、自然と呼吸が落ち着いていた。
「光、今日は早いわね」
水でも飲もうかとリビングに入ると、ばあちゃんが朝食の下準備をしていた。ばあちゃんは2年前に腰を痛めたこともあり、無理はするなと念押しはしているが性格的に難しいらしい。
「ばあちゃんあんま無理しないでね」
「無理なんかしてないよ。ばあちゃんは光が成人になるまで生きてなきゃ」
ばあちゃんはそう言って昨日買ってきた筍を切った。どうやら孟宗汁を作るらしい。
僕はシャワーを浴びて落ち着いたのか、再び眠気が襲ってきたため、ばあちゃんに寝てくるとだけ伝えて自室に戻った。
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しふぉんぬ(プロフ) - うみさん» ヤンデレ通り越して軽くサイコパスですが。 (2018年4月17日 22時) (
レス) id: 731333610b (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - ヤンデレっていいよね !! 裕翔君のキャラすこ (2018年4月17日 21時) (レス) id: 0912b72df7 (このIDを非表示/違反報告)
しふぉんぬ(プロフ) - ムーミルさん» ムーミルさん初めまして！コメントありがとうございます。楽しんでもらえてるようで私も嬉しいです(*^^*) 更新も頑張りますのでこれからもよろしくお願いします( ..)" (2018年4月6日 18時) (レス) id: 731333610b (このIDを非表示/違反報告)
ムーミル - 初めまして。君と溺れて、ドキドキしながら読ませていただいています。 影なから応援していますので焦らず更新頑張ってください！ (2018年4月6日 18時) (レス) id: 0645e67767 (このIDを非表示/違反報告)
しふぉんぬ(プロフ) - ラーグさん» 既視感のある設定ですみませぬ ありがとう！頑張りマース (2018年4月2日 7時) (レス) id: 731333610b (このIDを非表示/違反報告)
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