【ハイキュー】今日から烏野高校の教師になりました。

生徒４「今日という日」 ページ5

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「あっ今更ながらちょっと緊張してきた」



最初のクラスは１年１組、そういえば職員室まで案内してくれた男の子も１年の名札をつけていたような...


教室のドアの前で立ち止まり息を大きく吸って吐いて深呼吸した。



「ふぅ、よしやるか」



ガラガラと久しぶりに聞いた学校特有のスライド式ドアに懐かしさを覚えながら教室に入った。


私が入った瞬間一人、また一人と自分の席に着き授業の準備をしている。


驚かないあたりHRのとき新しい先生が来ることを知らされてるみたい。


教卓の前まで行き、さて自己紹介しようと口を開けたその時、ガタっと誰かが席を立った。

そして大声で



日「あっ、今朝の姉さん！なんでここに？！」



びっくりしたような声にこちらも驚いた。

まさか本当にこの子のクラスを担当するなんて運がいいのかもしれない。



「英語を教えに来たんだよ。とりあえず自己紹介するから座ってね日向」



ハッと気づき周りが私たちの関係を興味津々に見ているのを感じ顔を真っ赤にしたままおずおずと座った。


周りから日向をからかうような声がちらほら聞こえる。


「はーいみんな静かに」



静かになったのを確認しまず自分の自己紹介を始めた。



「こんにちは、佐藤Aと言います。１年生にとってまだ一か月も経たない内に先生が変わったのは驚いたのかもしれないけど、この１年は私が担当することになりました。えっと、よろしくね」



パチパチと拍手が聴こえその中で一番大きく拍手する人に目線を送った。


まったく、もう子供たちが可愛く見えてきたよ...



「じゃあ私に何か質問がある人？」



バッと勢いよく手を挙げた子がいた。



「じゃあ日向からどうぞ」



うずうずとしたような顔につい笑いそうになったが耐えて彼の質問を待った。



日「A先生って何歳ですか？！身長は？！部活はやってましたか？！あと「ちょっと待って！質問は1人1個までね」


日「うーん、じゃあ身長と年齢で！」



いやそれ1個じゃないから。

まぁいいか、なんとなく1番定番だし他の生徒も気になってるみたいだから。



「年齢は25歳だよ。身長は...最近測ってないから違うかもしれないけど175以上はあると思う」

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