観戦少女 (ページ38) - 小説/夢小説

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「Aちゃんあぶねぇっ！」

和くんが私を引っ張ってくれたのて、なんとかスレスレで避けることが出来た。

和くんは私を抱いている体制で動かない。
え、もしかしてゴールに当たったりとかした…？

『和くん怪我ない！？』

「おーあぶなかった。俺はなんともねぇよ、Aちゃんは？」

『和くんが庇ってくれたからなんともないよ！ありがとう！』

ゴールはまた元の場所に戻され、今度は真ちゃんが大我の所に来た。

「あの、何してるんですか」

『～～～っ！？』
「うおっ！黒子！？」

「2人でそんな所で並んで…めちゃくちゃ怪しいんですよ」

「そんなことよりお前もみようぜ！面白くなりそうだし！」

気付いたら真ちゃんと大我は1on1をした後に話していて真ちゃんはこっちに歩いてきた。

「行くぞ、高尾」

「あっれ？バレてた？(ﾉ≧ڡ≦)」

私とテツヤにじゃーいくわ、と言って和くんは真ちゃんと共に宿に戻った。
それと同時に私達も大我に見つかる。

「お前ら…いたのか」

「どうも」
『おつかれ』

『ねぇねぇ、まだ門限まで時間あるし海行かない！？』

「「…え？」」

『夜の海ってのもいいねぇ～』

半ば無理やりに2人を連れて海に来た。
低いコンクリートの塀があり、2人はそこに座って話している。

『私ちょっと波で遊んでくるから、遊びたくなったら来て！』

私は波が届くか届かないかのギリギリの場所で海を見つめた。

『あ…和くんが買ってくれたアイス、そういえば和くんに持ってかれちゃった』

「～～～して、僕がキセキの世代を抜きます」

「やってやろーぜ！」

「じゃあそろそろAさんも待ってますし
行きましょうか」

それから門限ギリギリまで遊び砂まみれで服がびちゃびちゃな私達は宿に戻るとりこ先輩に「風邪ひいたらどうするのよ！」と少し怒られた。

あとアイスは和くんが部屋に届けてくれた。