第６話 ページ7
すげー騒ぎ声が…。
とりあえず、玄関の靴を揃える。
意を決してリビングへ向かう。
『くらえ！いもおんなめ！』
『ぎゃー！こにー！なにするんですか!?』
『このしにいそぎやろう！』
『うるせぇな、うまづら！』
芋女とか、死に急ぎ野郎とか、馬面とか…
なんなんだよ…このガキどもは…。
『ふたりとも！もうやめなよ！』
『じゃん、よせ！』
『えれん、やめなさい。』
おっ…まともな子、いるんじゃん！
賢い子が３人…
それと…部屋のすみにもう３人。
んで…バカが４人。
「あ…あの…みんな…？」
やわらかめの表情で呼び掛ける。
反応は、ない。
『はなせよ、まるこ！おい！』
『なんだよ、みかさ！あいつがけんかうってきたんだよ！』
『ふたりとも…やめてよ！』
……………ﾌﾞﾁｯ
「おい!!」
しーん…。
「君たち…ちょっと静かにしようね？」
怖がらせたかな…。
「まずは、名前教えてくれるか？」
始めに口を開いたのは、
ケンカをしていた茶髪の男の子だった。
『おれは、エレンだっ！よろしくな！ねえちゃん！』
綺麗な黒髪の女の子が続ける。
『わたしははミカサ。よろしく、おねえさん。』
ケンカの仲裁に入った金髪の男の子。
『ぼくはアルミンです。よろしくおねがいします。』
エレンとケンカしてた亜麻色の髪の男の子。
『おれはジャンだっ！』
ジャンを止めてたそばかす君。
『マルコです。よろしくおねがいします。』
坊主頭の男の子。
『おれコニー！よろしく！』
芋女と呼ばれてたポニーテールの女の子。
『サシャです！すきなたべものはおにくです！』
「そうかそうか…よろしくね。こどもたち。」
「そこの３人もおいで。」
ゆっくり歩いてくる。
金髪をおだんごにした女の子。
『アニ…よろしく。』
大きい体の金髪の男の子。
『ライナーだ。よろしく』
10人のなかで、一番身長の高い男の子。
『ぼ…ぼくはベルトルト…』
「わかった…３人もよろしくね」
一通り名前を聞くことができた。
なんかすでに疲れたわ…
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匿名 - ベルクさん» コメントありがとうございます！不定期更新になるかと思いますが、時間を見つけて頑張ります！ (2015年1月6日 11時) (
レス) id: 3d7b35d503 (このIDを非表示/違反報告)
ベルク(プロフ) - とても面白かったです！続き待ってるので頑張って下さい！ (2015年1月5日 6時) (レス) id: 5159130712 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいん | 作成日時：2015年1月4日 15時
