花火 VOL２ ページ10
〜智side〜
「翔？花火だよ、危ないから手出しちゃダメだからな？」
潤が翔を膝の上に抱いて言い聞かせてる横で、雅紀がわくわくした顔で花火に火をつける。
パチパチパチ・・小さく赤い光。
「あかっ、じゅーあかっ♪」
「綺麗でしょー＾＾。」
それを指さして目を真ん丸にして驚いてる翔を見てみんな頬が緩んでしまう。
「花火っていうんだよ。」
「は・・？」
「はなび。」
「はびっ＾＾！」
「ははっ、言えてない(笑。」
あんまり煙を吸うと喘息が出るかもしれないから少しずつ少しずつ、それでも翔は充分楽しそうだ。
「最後はー線香花火。」
「ぱちぱち？」
「そう、パチパチするよ。」
俺の腕の中に移った翔が、３人が手に持ってる線香花火をじっと見つめる。
「・・あっ・・。」
すとんと落ちた瞬間に思わず声を上げて。
「・・ないないっ？」
「うん、無くなっちゃったな。おしまいだよ。」
「んーしょーもっ！」
「翔にはまだ危ないよ。」
「・・・。」
俺の言葉に眉毛を下げてあからさまにしょんぼり顔・・その顔は反則だろうお前。
「翔ちゃんほら、かき氷食べようか。おうち入ろうねーイチゴがあるよ。」
和がすかさずフォロー、さすが一番一緒にいるだけのことはある。
「あっ、あかっ♪」
しょんぼり顔から一気に笑顔に・・わかりやすいやつ(笑。
そうだなぁ・・来年、再来年は自分でできるかな、ホントの花火初体験はそのときまでおあずけだ。
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みい(プロフ) - よっこさんこんばんは。リクエストの可愛いてるてる坊主ありがとうございます。 (2016年6月16日 22時) (
レス) id: a5e229a573 (このIDを非表示/違反報告)
りえりえ - よっこさん リクエストに応えていただきありがとうございました これからも楽しみにしています ありがとうございました (2016年6月7日 23時) (レス) id: 44f5749f65 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - よっこさん、こんばんは。やっぱりちび翔ちゃん、すご〜くかわいい(*≧∀≦*)リクエストにこたえて頂きありがとうございました！これからも応援してます! (2016年6月3日 22時) (レス) id: dbd3a9d9a1 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - おはようございます！以前着ていたレインコートを着て新しく赤い長靴を履いて雨のお散歩をしている翔ちゃんのお話をお願いしたいです。よろしくお願いいたします。 (2016年6月3日 7時) (レス) id: a5e229a573 (このIDを非表示/違反報告)
美月 - 翔ちゃんのプール遊びが見たいです♪ (2016年5月25日 22時) (レス) id: e21317dd44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっこ
| 作者ホームページ：http://id9.fm-p.jp/401/ac98001/index.php?nocnt=1&prvw=eWRscnRhWmFLQlE3dUlTOU...
作成日時：2014年7月8日 22時
