ありがとう ページ27
言ったよ。
貴「うぅっ。うっ、うっ。」
辛い。苦しい。
もうここがどこかもわからない。
角を曲がった瞬間、誰かとぶつかった。
ドンッ
貴「あ、ごめ、んなさ、」
日「こちらこそ……ってAさん！？」
影「え、えと、大丈夫ッスか？」
ぶつかった相手は、翔陽と飛雄。
二人ともあたふたしてる。
貴「ごめ、んね。」
日「え、あの、烏野の部屋来ますか？」
今は…お言葉に甘えさせてもらおうかな。
貴「い、いの？」
日「もちろんです！！確かこっちです！！」
ガチャ
菅「おー、日向と影山遅かったなぁ！
え、、Aちゃん？」
澤「どうしたんだ？」
田「まさか、日向達が泣かせたのか…？」
日「違いますよ！Aさんが泣いてて、
俺たちどうすればいいかわかんなくて、ここに……
な？影山？」
影「うっす。」
菅「で、Aちゃんはなんで泣いてるの？
俺たちでよければ聞くけど…」
貴「わた、し、マネージャー、辞める、んです。」
西「でも、それってAが決めたことだろ？
なんでお前が泣いてんだ？」
貴「そっれは……」
月「まさか、誰かに脅されたとかデスカ？」
す、鋭い…何も言えない…
貴「………」
澤「図星か。」
東「大丈夫。俺らは味方だよ。」
澤「たまにはいいこと言うな。ヒゲチョコのくせにw」
東「ちょ、大地！」
菅「誰に脅さたか言える…？」
言ってもいいのかな。迷惑になるよね。
月「迷惑とか思ってないんで。言って下さい。」
貴「えっと…ひ、めかわさんって人で、す。」
影「あいつか……」
日「影山知ってんのか。」
西「許せねぇな。龍。」
田「俺もだぜ。ノヤっさん。」
バンッッ
国「A！！はぁ、はぁ、やっと見つけた。」
岩「A、何があったんだ？急に辞めるなんて……」
及「俺たちにも言えない？」
澤「A、こいつらは大丈夫だと思うぞ。」
菅「そうだよ！Aちゃんが思ってるほど弱くないはず！」
大地先輩と孝支先輩に背中を押される。
貴「えっと、あいつに、あんたが、辞めないと青城ごと潰す。って
言われたんです。皆さんに迷惑になると思って、私が辞めようって思いました。」
及「俺たちは大丈夫！！強いから！！」
岩「それよりも……」
国「また、あいつが。これ以上Aを苦しめるなら許さない。」
西「ちょっと待て。またってどういうことだ？」
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作者名：chibirin | 作成日時：2020年12月13日 21時
