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初登校!! ページ14

今日は、青葉城西高校への初登校の日。

新しい制服に袖を通す。

青城の制服可愛い!!!

鏡の前で笑ってみる。



白鳥沢のときのことをまだ引きずっているのも事実。

うまく笑えるといいなぁ。



朝、英が家まで迎えに来てくれた。



今日は朝練がないらしい。


相変わらず優しい!!



貴「ねぇ、英。
 



  ……私、男子バレー部のマネージャーやりたい。」


歩きながら私は言った。


英は驚いて私を見た。


国「え、大丈夫なの?」


貴「うん。白鳥沢が嫌になっただけで、

  バレーは大好きだから。

  それに、白鳥沢は他校と練習試合しないから会ったとしても大会だけだと思う!!」


国「分かった。

  先輩たちに話しておく。

  白鳥沢でのこと、必ず聞かれると思う。

  どうする?」

貴「私から全部話す。」


国「無理しないようにね。」
 

英ってこんなに優しかった?

絶対モテるでしょ。




話しながら歩いてたから、思ったより早く着いた。



門には [青葉城西高校] の文字。


ああ、今日から私は青城の生徒なんだなぁ。


改めて実感した。何か、わくわくする!!


私のクラスは2年2組。


担任の先生への挨拶も終え、案内をしてもらって教室に着いた。


担「じゃあ、私が言ったら入ってきてね。」


そう言って、先生が先に入る。


緊張してきた。。。。。


担「みんな、今日は可愛い転入生が来てまーす!!


  いいよ、入っておいでー!!」


先生、私可愛くないよ…

貴「えっと、白鳥沢学園高校から転校してきました。

  初音Aです。

  よろしくお願いします。」

担「じゃ、質問ある人!!」


生徒1「彼氏いますか!?」

貴「いや、いません。」

生徒2「部活は決めましたかー?」

貴「男子バレー部のマネージャーやりたいと思ってます。」


貴「他ー!

  ないね。
 
  席は、矢巾、あいつの隣ね。」

貴「分かりました。よろしく、矢巾くん。」


矢「おう、俺、バレー部だよ!」

貴「え、そうなの?」

矢「マネージャー希望なんだろ?

  じゃあいろいろ大変かもなぁ。」

貴「いろいろ?」

矢「まぁ、行ってみたらすぐ分かるよ。

  あ。あとさ、秀な。矢巾秀。」

貴「分かった。私もAでいいよ!!」

矢「じゃあ、改めてよろしくな!A!」

貴「うん!」

秀、めっちゃいい子じゃん!!

ちょっとチャラいけど。


部活、早く行きたいなぁ!!!

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作者名:chibirin | 作成日時:2020年12月13日 21時

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