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おはよう ページ37

貴女side


ピーーピーーピーーピーー


何かの機械音。


目を開くと、そこには見知らぬ天井。


あ、そうだ。私あいつに刺されたんだった。



ズシリ、と足に重みが。

そこには、ベッドにうつ伏せ寝ている英。


英にも、心配かけたなぁ。

そう思いながら、英の頭をなでる。


国「……ん、え、A!?起きたの!?


  良かった!ホントに。

  先生呼んでくる!」

母「A!!良かった!!


  英ちゃんには、感謝しないとね。ずっと一緒に居てくれてたよ。」


そうか、英が一緒に居てくれたんだ。

後でお礼言わないと。


貴「あ、私って、何日寝てた?」

母「一週間と3日。」


え、私10日間も寝てたの!?

母「退院は一週間後らしいわよ。」

貴「オッケー」

母「じゃあ、お茶でも買ってくるね。」

貴「ありがとう!」


コンコンコン


貴「はーい……



  みなさんっ!来てくれたんですか!」


及「Aちゃん!?良かったー!!!



  ………どうしても謝りたくて。」

岩「ごめんな。守ってやれなくて。」

花「本当にごめん。」


貴「え、何でみなさんが謝るんですか!?

  私は辛いときに、皆さんに救われました。

  みなさんがいてくれたおかげで、毎日が楽しくなりました。

  私は、皆さんに感謝しかないです。

  だから、謝らないで。」


矢「A………」

松「早く元気になって、またマネージャーよろしくな!」

及「うん!待ってるからね!」

貴「はい!!」


やっぱり、安心するなぁ


国「A、」


貴「あっ英!!ちゃんと家で寝た?」


国「うん、それよりも、


  ………白鳥沢が来てる。」


え、白鳥沢!?

じゃあ、賢二郎が誤解を解いてくれたんだ。

貴「そう。英、呼んできてもらっていい?」


国「え、大丈夫なの?」

貴「うん。よろしく。」



及「じゃあ、俺らは帰るね〜!」

岩「ちゃんと休めよ!」


貴「はい!ありがとうございました!」


青城のみんなが帰っていく。



はぁ、ついに白鳥沢のみんなと話すのか。結構緊張する。

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作者名:chibirin | 作成日時:2020年12月13日 21時

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