JKが部屋にやって来ました/リク ページ21
オスマン視点
「ねぇ、Aちゃん」
「なんですかオスマンさん？」
「トントンやロボロに手作りお菓子あげたってほんと？」
「ほんとです」
「俺にも作って」
「はい？」
俺より先にトントンとロボロがAちゃんの手作りお菓子を食べたことが気に食わなかった。
俺とAちゃんはトントンを通じてお菓子好きとして仲良くなった。
そんな俺たちを言うなら、お友達が妥当だろう。
けど俺はもしかしたらそれ以上の感情をAちゃんに抱いていている気がする。
「ねぇ、Aちゃん今日は何を作るの？」
「今日はシンプルにホットケーキなんてどうでしょうかオスマンさん？」
「いいねー」
じゃあ作りまーすと言い、台所に行くAちゃんの背中を追う。
材料を出し並べていくAちゃんの肩に頭を置いて見る。
「ちょっ！オスマンさん顔近いし、重いっ！！」
「えー、いいじゃん！恋人いないAちゃんと恋人ごっこー」
「恋人いなくてごめんなさーいっ」
ぷりぷり怒るAちゃんは手をせっせと動かしながらも、俺の頭をどけようとしてくる。
「もー大人しくあっちで待っててください！」
「んー…、わかった」
さすがにこれ以上は怒れてしまうと思い、テーブルの置いてあるリビングに行く。
しばらく携帯を弄って待っていると、Aちゃんがやって来た。
「できたよー！バニラアイス添えときました」
「わ！美味しそうやんっ」
「我ながら良く出来たんだ！いただきまーす」
「いただきまーす」
温かいホットケーキにわずかに溶けだしたバニラアイスが滲みこんでいて美味しい。
目の前で食べているAちゃんが可愛らしくて、心がほっこりする。
「美味しいですか？」
「ん？あぁ、とっても…」
きっとあいつらは知らない。
可愛らしいAちゃんの部屋。
俺とAちゃんだけの空間。
Aちゃんお手製の温かいホットケーキ。
ロボロとトントンは知らない。
_
ミーナさんからのリクエストです。
混ぜメン調べたのですが、生半可で書いちゃいけないと思い、第2希望のオスマンさんにしました。
いつものテイストと違いますが、どうかお納めください。
リクエスト消化が遅くなってしまい、申し訳ないです！
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ましゅう - シャオチャン......客にも不人気なんだね......wwwwww (2020年1月28日 21時) (
レス) id: b995303a8c (このIDを非表示/違反報告)
かじゅう - おおおお！！ありがとうございます！！レトルトさんの手料理…マカロン…ウッ、頭が… (2018年6月21日 0時) (レス) id: b659d895ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆいっく(プロフ) - ミーさん» はいっ！！その時は宜しくお願いします！！ (2018年6月17日 23時) (レス) id: a822c341e5 (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - ゆいっくさん» 再度リクエスト募集したとき、よろしくお願いします! (2018年6月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 750b1e0df3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいっく(プロフ) - ミーさん» 全然大丈夫です…！！はやとちりして書いてしまってすみません！！ (2018年6月17日 23時) (レス) id: a822c341e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミー | 作成日時：2018年5月6日 23時
