迎え ページ26
船が着陸するとキーラが思ったとおり中からハックス将軍が一人で降りてきた。
キーラ 「お一人で危ないじゃないですか！」
ハックスはキーラの第一声が想像とかけはなれたものだったので少し困惑した。
キーラ 「撃墜されてもおかしくなかったんですよ？あなたはお強くないんですから！」
ハックス 「なぜ私が怒られているのかよくわからないのだが…それに私は弱くない！」
怒りにまかせて追いかけてきたハックスは逆にキーラに怒られてる状況にさらに困惑した。
ハックス 「とにかく！帰るぞ！」
キーラ 「私は反逆者です、帰れません、
あなたに迷惑をかけたくないんです」
ハックス 「お前がいない方が迷惑だ、仕事にならない」
キーラ 「でも…」
ハックス 「なにか事情があるんだろ？聞いてやるから帰ってこい、俺がなんとかするから」
キーラはレイアに説明しファーストオーダーに帰ることになった、ハックスはここの場所を報告しないことを約束した。
そしてもうひとつレイアに個人的に〃キーラを全力で守ること、大切にすること〃を約束した。
キーラ 「今レイアさんに何を言われたんですか？」
ハックス 「なんでもない」
そう言うハックスの顔は少し赤くそしてあらためて覚悟が決まったようだった。
キーラ 「あの、ハックス将軍、よろしければ一人ご紹介したい人がいるんですが」
キーラに連れていかれるとそこにはフィンとローズがいた。ハックスはまさか〃大切な人〃とフィンを紹介されるのでは？と焦った、さっきの自分の覚悟が台無しになるのではないのかと。
ハックス 「まさか…キーラ…」
キーラ 「こちら、ローズ、私の妹です」
ハックス 「は？妹？」
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作者名：chibamituki | 作成日時：2019年12月15日 11時
