突発的 ページ34
ルパートにカフェに呼び出された、トークショーのあとはフリーだったので、何事かと向かうと急に
ルパート 「僕と付き合う可能性はある？」
と聞かれた。
A 「え？えっとー、急だね？」
ルパート 「うん、自分でもこんなこと面と向かって聞くなんてどうかしてると思ったんだけど、夜も眠れないしあんまり食欲もなくて、さっきのトークショー見たらいてもたってもいられなくなって、ハッキリ聞かないと倒れると思って…」
A 「えっ！？大丈夫！？たしかにちょっとルパートやつれてるかも…なんかごめんね…」
ルパート 「いや、Aのせいじゃないよ！僕、今精神的におかしいから君と二人っきりでもちゃんと話せてるのが嬉しい、ははは」
ルパートは空元気という感じで笑っている、
《笑っていいところなのかな……？》
A 「ルパートが心配だよ、何かできることある？」
ルパート 「僕とは付き合う気はないって言ってもらえれば、いや！ちょっと待って、もし可能性があるならそう言ってほしいんだけど、その場合具体的にどうしたらいいか教えてほしいんだけど、あっもしもうアランかジェームズに決めたならバッサリ切ってもらった方がラクかな、とりあえず君にボーイフレンドができるかもと思ったらいてもたってもいられなくて」
A 「えっとーとりあえず落ち着いて！」
ルパート 「そうだよね、ごめんごめん」
ルパートはコーヒーをすすった。
《どうしたもんかな？可能性があるともないとも言えないよなぁ、ルパートのことよく知らないし…でもルパートはきっとすぐにでも答えを出してほしいのかな？》
ルパート 「ちょっと落ち着いた」
A 「良かった！」
ルパート 「考えたんだけど、もし今全く可能性がない場合だけ言ってもらってもいい？」
A 「全くってことはないかな、まだルパートの事よく知らないし」
ルパート 「そっか、良かった、じゃあ頑張る」
A 「う、うん頑張って？ 明日もまた撮影あるんでしょ？」
ルパート 「うん、Aは明日は出番ないよね？」
A 「ないけど現場には行くかも、エマと話そうって言ってたから！」
ルパート 「そうなんだ！会えるといいなー」
A 「ふふふっそうだね！それじゃあ今日は帰るね！おやすみ！」
ルパート 「わざわざありがとね！」
《ルパートともだいぶ話しやすくなったな！良かった！！》
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作者名：chibamituki | 作成日時：2019年5月20日 20時
