BulletTrain −もしもの世界−2

GREEN ページ23

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《もしも、幼馴染に恋をしてたら》






ピンポーン



拓弥「、、、」



ピンポンピンポーン



拓弥「、、うるせぇ、」



がちゃ



A「拓弥、おはよー」


拓弥「、、なに」


A「拓弥、おねが、、」



拓弥「やだ」


A「ちょっと！まだなんも言ってない！」


拓弥「お前のお願いは、ろくなもんじゃねぇ」


A「ひど、」




拓弥「もう帰れよ、俺眠い」


A「、、、」


拓弥「、、はぁ、分かった。」


A「ほんと？お邪魔します！」



拓弥「おい！」



Aが先にリビングに行き




拓弥「お前さ、」


A「お願いします！」


拓弥「、、なにを」


A「服を決めてほしいです」



拓弥「は？」


A「えっと、明日お出かけするのでその服を選んでください」


拓弥「なんで俺が」




A「お願い！久しぶりのデートなの！」


拓弥「、、っ、」


A「拓弥しか頼る人居ないの！」


拓弥「、、知らねぇし」




A「佑亮の好みとか知ってるでしょ？」


拓弥「、、」


A「拓弥、お願い！」



拓弥「、、分かったよ」


A「拓弥ー！」(抱きつき)


拓弥「はいはい」(離し)






そして次の日、



がちゃ



A「拓弥ー」


拓弥「は？お前出かけんじゃねぇの？」


A「うん、でもその前に髪の毛やってほしくって」


拓弥「てか、勝手に入ってくんな」



A「ごめん、お願いします！」


拓弥「、、早くしろ」



A「うん！」



拓弥「てかさ、あいつショート好きなんじゃねーの？」(髪の毛いじりながら)


A「私もそー思って切ろうと思ったんだけど、佑亮がそのままのAが好きって！」


拓弥「、、ふーん」


A「照れるー」(頬に手をあて)


拓弥「、、はい、終わり」




A「さすが拓弥！ありがとう」


拓弥「、、早く行けよ」



A「うん、じゃあ行ってきます！」


拓弥「、、おう、」




Aが行き




拓弥「ムカつく」



プルルルプルルル



拓弥 “もしもし”


海 “拓弥ー”


拓弥 “なに”



海 “ん？なんかあった？”


拓弥 “別に”


海 “あぁ、幼馴染か”


拓弥 “、、デートだって”



海 “あらら”


拓弥 “ムカつくから俺の好きな髪型にしてやった”


海 “ふはっ、可愛い拓弥”



拓弥 “、、”


海 “まぁ、なんかあったら良いなよ”


拓弥 “おう、”



電話を切り



拓弥「A好き、」






END

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