004.カウンター ページ4
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そして今に至る。
「ね、緑谷くん」
「えっ、あっ、ど、どうしたの、和護さん」
振り向けばさっきまで僕を興味津々に観察していた和護さんがニコニコと笑って僕の隣に並んで歩く。
「プリンセスにさ、知り合いって聞いたんだけど
中学同じだったとか？」
「中学どころか、かっちゃんの個性が出る前から」
えー！なんて驚いた反応を見せた和護さん。
じゃあ幼馴染かぁ、いいなぁ、なんて彼女はへらっと笑って呟いた。
「王子様も大変だねぇ。」
「別に僕は王子様とかじゃ、」
「いいなぁ、�爐�っちゃん�瓩蓮�
生まれながらに王子様がいるじゃん。」
「あ？誰がかっちゃんだ、ぶっ殺すぞテメェ！！
王子様がいるじゃんじゃねぇぞ、コラ！！」
「今日だけで殺害予告4回目〜。
怖いよ、君ほんとにヒーロー志望？」
後ろでギャンギャンと悪口で罵倒し続けるかっちゃんをケラケラバカにして笑って相手になんてしないで僕にニコニコと笑いかけてくるこの子になにか凄みを感じる。
「ところで、和護さんの個性って…？」
「んー、私はね。…プリンセス〜私のこと殺していいよ〜」
「えっ、何言って」
ニヤリと笑ったかっちゃんがすごい勢いで手を爆破させながら手を振りかぶって迫ってくる。
「どけデク！！」
その場に大きな爆風が吹いて当たりが黒煙で視界が開けなくなる。
「和護さん！？」
「デクくーん！私ならだいじょーぶー！」
なぜならー！というと1回パンっという手を叩く音が聞こえると黒煙が一気に吹き飛び、かっちゃんもそれと共にいつの間にか吹き飛ばされていた。
「これが私の個性、カウンターだよ。」
自慢げにニコリと笑う彼女。
彼女の呑気な振る舞いやかっちゃんへの余裕もそれで少し理解出来た。
「手を叩けば与えられた威力の倍の力を相手に返せるんだー！」
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中村千尋(プロフ) - ちかさん» そうです！！ (2018年7月21日 22時) (
レス) id: a991a170a0 (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - 中村千尋さん» たしかに、、ですね！！笑笑 全然気づいてませんでした、アニメはあんまり見ないんですけどメリオダス？の能力でしたよね、確か！笑笑 (2018年7月21日 22時) (レス) id: 8a629efe07 (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - らなのMonOさん» ありがとうございます！更新頑張りますね！！あんまりいなそうな夢主ちゃんを結構頑張って考えた渾身のアレなので嬉しいです。 (2018年7月21日 22時) (レス) id: 8a629efe07 (このIDを非表示/違反報告)
中村千尋(プロフ) - 個性が七つの大罪のフルカウンター!!（気分を悪くさせたらすみません） (2018年7月21日 21時) (レス) id: a991a170a0 (このIDを非表示/違反報告)
らなのMonO(プロフ) - ケラっとしたヒロインはとても好きです！こいう系もたまぁにしかないからすごく楽しみにしているです！ (2018年7月21日 15時) (レス) id: 78c6b76a3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちか
| 作者ホームページ：http://uranai.
作成日時：2018年7月19日 15時
