013.真実 ページ13
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まずは出入口の奪還だ、なんて言って脳無と呼ばれた改人に命令する全身手だらけの男。
すると目にも止まらぬ速さでこちらに接近し、改人によって一気にプリンセスが吹き飛ばされた。
「かっちゃん！！…かっちゃん？」
「え、避けたわけ？」
「ちげーよ、黙れカス」
「ってことは…あれは…」
オールマイトだ。
プリンセスを庇って自らが攻撃を食らったんだ。
反動でムクムクと白い煙が立つ中にオールマイトの人影が薄らと見えた。
「あの女、さっき脳無を吹き飛ばしたよな？
個性何だ？」
「みたところあれだけの特攻攻撃をしても無傷なところを見ると…カウンターのようですね。」
「ふーん、怪我しなくて済むじゃん。いいなぁーあの個性。脳無にしたら使えそうだ。」
そう言って手だらけの男が顔面の手ごしにニタリと笑ったのが見えた。
「次はあの女だ。殺さない程度に気絶させろ。」
あっちにいた、と思った改人がいつの間にやら気づけば目の前。
で、次に瞬きしたら吹き飛ばされてた。
何が起こったかもわからないくらいの速さで。
「うぐっ…」
「和護さん！！！」「クソ女！！」
殴られたかと思えば個性を発動させようにも
させようとした瞬間また殴られて反撃ができない。
「やべっ、3秒…」
瞬間的に鋭い痛みが身体中を駆け巡る。
「……歯がまるで…立たな…い」
「脳無、次はオールマイトだ」
それだけ言うとノロノロと私の方まで歩いてくる手だらけヴィラン。顔面に付いてる手の向こうは満足そうに笑っている。
オールマイトは改人の応戦で手一杯。
ワープゲートがいる以上、緑谷くんたちに助けに来てもらうわけにもいかない。
それは彼らも承知なはずだ。
「君さ、アイツの娘なんだろ？
…10年前、ビル3つ破壊し、大量の負傷者を出して大規模テロを起こした…あれが君の母親…。
それがヒーローになろうとしてるなんてなぁ。
ふざけてるよ。
それで君、親の罪を償おうとでもしてるわけ？
ほかのヒーロー志望…例えばあの4人なんかがそれを知ったら…どう思うだろうね。
だって犯罪者の娘だもんね。」
そう言ってケラケラ気味悪く笑う。
「うるさい…あれは…確かに私の代わりないお母さんだった…あれでもお母さんだったんだよ」
それだけ言って私は穏やかに笑うと手だらけヴィランに殴りかかった。
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中村千尋(プロフ) - ちかさん» そうです！！ (2018年7月21日 22時) (
レス) id: a991a170a0 (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - 中村千尋さん» たしかに、、ですね！！笑笑 全然気づいてませんでした、アニメはあんまり見ないんですけどメリオダス？の能力でしたよね、確か！笑笑 (2018年7月21日 22時) (レス) id: 8a629efe07 (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - らなのMonOさん» ありがとうございます！更新頑張りますね！！あんまりいなそうな夢主ちゃんを結構頑張って考えた渾身のアレなので嬉しいです。 (2018年7月21日 22時) (レス) id: 8a629efe07 (このIDを非表示/違反報告)
中村千尋(プロフ) - 個性が七つの大罪のフルカウンター!!（気分を悪くさせたらすみません） (2018年7月21日 21時) (レス) id: a991a170a0 (このIDを非表示/違反報告)
らなのMonO(プロフ) - ケラっとしたヒロインはとても好きです！こいう系もたまぁにしかないからすごく楽しみにしているです！ (2018年7月21日 15時) (レス) id: 78c6b76a3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちか
| 作者ホームページ：http://uranai.
作成日時：2018年7月19日 15時
