【wrwrd!】机の下は異世界に【zm】 (ページ2)

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変な女ページ2

訓練をサボり草原で休んでいた。
この季節になるとこの赤いニット帽も蒸れてしまう

そしてたまたま見つけたのが

不思議な光と共に四角い異空間から這い出して来た女。
なんやこいつは。
スパイか？

女はたって周りを見回したあと、伸びをした
どうやらリラックスしている様子だった

「おまえ、どっから出てきたんや？」
敵意のない女に話し掛ける
でも油断は禁物だ。

「ーーー」
「ーーーー」

驚いた様子の女を組み伏せてすぐコネシマに連絡を入れた
訓練をサボったことは怒られるだろうがスパイかもしれないやつを捕まえたんやからそこまで怒られへんやろ

女はなにか叫んだ後、助けが来ないとわかつてすぐ静かになった

「コネシマ、こいつどうする？」
「どうするも、１回連れて帰るしかないやろ…」

話してる間に気を失ってしまったのか、ぐったりとした女を俵抱きにし、城の方へ足を向ける

「なあ、コネシマ。この女スパイかもしらんで」
「逆にスパイやないん？連絡受けた状況聞くとスパイとしか思えんけど」

「こいつ、変なとこから出てきてん。
四角くぴかー！光るとこから出てきてな、んで話しかけたん。」

話しかけたんか！？とコネシマはあほ面でびっくりしている
どうして話しかけたのか自分でもよくわからない。

「そしたらこの女聞いたことも無い言葉で話だしてん。
やばそーやけど捕まえたら面白そーやなって思って」

あほやな、とコネシマに馬鹿にされた
でも成果を挙げた俺は馬鹿にされたくらいじゃ怒らない

俺はコネシマと違って心が広いんや

「よおサボりやがったなシャオロン…て、なにそれ」