瀬名泉 ３ ページ3
「もう、耐えられない。」
俺は部屋で一人、そう呟く。
俺の周りにはAの写真。 その全部にナイフが刺さっている。
＿＿にくいから？ ううん、愛してるから。
俺は上着を羽織る。鍵なんてかけるのも忘れて走る。
ポケットにソレを隠してあるのを確認しながら。
外はお世辞にも暖かいとは言えず、どちらかといえば寒い。
冷たい風がこれからの俺の行動を阻止するかのように、俺にたたきつく。
＿＿だけど、誰にも止められないんだよ。
「チッ......風がない日にすればよかったぁ...っ」
発作のようなものだから、天候なんて関係ないけどさ。
しばらく走った。 風をさいて地面を蹴って、やっとAの家に到着した。
「泉！？ ど、どうしたの...？」
インターホンを押さずとも出てきたA。
窓から俺の姿でも見えたのだろう。 タオルを俺の頬に当ててくれる。
俺は、そんな優しいAに一言。
「ねえA」
「なに？ 泉、それより中にはいっ」
「死んで？」
返事なんて聞かずに、彼女の腕を引っ張る。
いきなりのことに対応できないAは尻餅をつく。
俺を、恐怖を顔に浮かべて見上げるA。
ああ、本当...。
「ほんっと、可愛いよぉ」
＿＿愛してる。だから、
「死んで......♪」
上着に隠してあった、鋭いソレを取り出す。
そして、彼女の上にまたがり首に向かって人差し！
ほら、首って柔らかいでしょ？ 皮をぷっつり破って、血管を傷つけるんだ。
そして吹き出す血。
「い...ずみ...？」
大好きだから殺すんだよ。
憎いからじゃない。
愛してる、愛ゆえに。
「ねえA」
鋭いソレを、今度は彼女の胸に向ける。
(すでに動かない彼女は、彼女と言っていいのかすらわからないけど。)
(でも、彼女の形をしているんだから彼女なんだろう。)
俺は、感激の涙を流して...。
「愛してる」
＿＿＿彼女に突き刺した。
＊瀬名泉 × 猟奇型＊
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猫愛りあ - １つ目 私『いや、怖（お前が言えないだろ）２つ目 私『そんな凛月も愛してます！（は？）３つ目 私『凄くエロ((殴』結果凛月はいい (1月24日 8時) (
レス) @page6 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - アクアリウムさん» ご丁寧に感想ありがとうございます。こちらこそ、更新＆リクエスト消化遅くなって大変申し訳ありませんでした……。ご満足いただけて光栄です。今後もこのシリーズをぜひ応援してくださると嬉しいです。ありがとうございました……♪ (2017年5月12日 0時) (レス) id: ff39804a8f (このIDを非表示/違反報告)
アクアリウム(プロフ) - リクエスト2つとも書いて下さってありがとうございます！二人ともヤンデレが似合うような気がしたので(^^)素敵なお話ありがとうございました。 (2017年5月10日 21時) (レス) id: 8d5de3cdea (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 桜田さん» リクエストありがとうございます。確かに、忍くんはかなりのピュアですからね......。それをどう武器として活かせるか。頑張ってみます......！ (2017年3月29日 10時) (レス) id: ff39804a8f (このIDを非表示/違反報告)
桜田 - こんばんわ♪リクエスト、いいですか？忍くんのヤンデレをお願いしたいです♪忍くん、ピュアっ子ですから難しいと思います。ぜひよろしくお願いします♪ (2017年3月26日 23時) (レス) id: 1fba476346 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年2月2日 19時
