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神山side
次の日、今日はしげと一緒に店へ行くことになった。
赤「のんちゃん、どんな感じ?」
緑「んー、なんか分からへんの。淳太さんのことは区切りつけたって言ってたけど……」
好きになりたいって言ってくれた。
俺が頑張るしかないねんな。
緑「しげは?淳太さんとどんな感じ?」
赤「お、俺?普通、やで」
緑「へ〜?なんかあったんや?」
赤「な、んもないって、」
顔を赤く染めてそらそうとするしげに抱きついた。
緑「なにがあったんー?」
これはきっと、恋人っぽいことしたんちゃう?
って期待したのに
赤「………キ、キス、された、」
緑「は?!それだけ?!」
赤「そ、それだけって、俺にとっては、大事件、やのに、!」
ほんまピュアすぎて呆れるわ。
淳太さんもしげも不器用やからなぁ。
緑「じゃあ今度はしげからやな」
赤「な、なにが?」
緑「なにがって、ちゅーに決まっとるやろ」
動揺しとるしげをおいて、店に入る。
桃「ほんまですか?」
黄「ほんまやって、頑張ったんやから」
お?これはきっと、しげの話やな。
桃「あ、神ちゃんや」
しげのことはほっといて、のんちゃんと中へ入っていく。
いつもの席に座って
緑「さっき淳太さん、なに話してたん?」
桃「重岡くんのこと。キスしたんやってさ」
緑「それしげも言ってた。顔沸騰しそうやったで」
桃「あの二人大丈夫なんかな?」
笑ってるのんちゃんと目が合う。
好きやなぁ、って
そればっかり考えちゃう。
桃「キスしたいん?」
緑「へ?」
桃「まだダメ」
頭撫でられて、顔が熱くなる。
俺はこんなにドキドキしとんのに、
のんちゃんの視線の先は淳太さんで。
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・み・(プロフ) - 富喜田さん» 読んでくださりありがとうございました! (2020年9月1日 6時) (レス) id: 7a1c5a3d00 (このIDを非表示/違反報告)
富喜田 - はじめまして。 すごく良かったです。 もう、ずっと泣いて読んでいました。 切ない恋心がすごく伝わってきて、 感情移入しやすかったです。 ありがとうございました。 (2020年9月1日 1時) (レス) id: cb1ca5340c (このIDを非表示/違反報告)
opera - 有難うございます!早速拝見させて頂きます! (2019年12月20日 18時) (レス) id: adeb086ea3 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - operaさん» 出しました(^^) (2019年12月16日 22時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
opera - 嬉しいです!ありがとうございます(;_;) (2019年12月14日 22時) (レス) id: adeb086ea3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:・み・ | 作成日時:2019年10月19日 7時