・ ページ25
神山side
緑「しげー、俺撮影いかな」
さっきから、膝の上でうなだれてるしげ。
紫「どうしたん？」
緑「分からへんの、ずっとこんなんやで」
話してくれんから、なにがあったのか分からんし、
慰めようもない。
桃「なぁ神ちゃん、」
緑「ちょ、しげ、」
のんちゃんが来た瞬間楽屋出ていってもうたし
桃「なに？しげどうしたん？」
緑「え、喧嘩ちゃうの？」
桃「いやしてへんしてへん」
じゃあなんで？
なんであんな落ち込んでるん？
謎は深まるばかり。
桃「てか、そろそろいかな」
緑「せや、ペアやったもんな」
とりあえず、楽屋を出て撮影に行くことに。
今日の撮影現場は、他のグループともかぶっていて
その分スタッフさんも忙しそう。
緑「のんちゃんさ、しげに話しかけてやってや」
桃「ええけど、なんかあったん？」
緑「分からへんねん。なんも教えてくれんから」
もしかしたらやけど、スタッフさんに怒られたんかなーって。
それで拗ねてるのかもしれへん。
まぁ、どっちにしてものんちゃんが話しかけてあげれば機嫌もなおるやろ。
神山side
撮影は無事終わって、
桃「神ちゃん先帰っててええよ」
のんちゃんは、廊下を歩いていってしまった。
誰かいたんかな？
橙「もんちー、しげ見てへん？」
楽屋に入れば、照史がスマホをもちながら
緑「いや見てへんけど。なんかあったん？」
橙「もうすぐ俺ら撮影なんやけどさ、どこにもおらんねん」
え、楽屋出てからずっと戻ってへんの？
黄「電話したんやけど出えへんし、探し行ったんやけどどこにもおらんし」
緑「でものんちゃんと喧嘩したわけでもないらしいで」
話してる間も時間は過ぎて、さすがにもういかなあかん時間。
緑「とりあえず照史はスタジオ行った方がええよ」
橙「せやな」
緑「俺もう一回探してくるわ」
楽屋のドアを開けようとしたとき、勝手にドアが開いて
緑「しげ？」
橙「ちょ、どこ行ってたん？もう始まるで」
小さい声で、
多分、ごめんって。
緑「しげ、体調悪いん？」
よく見てみれば、顔色が少し悪いような
緑「しんどかったら休んでてもええよ？」
橙「せやで、望呼んだるし」
赤「い、や、いらん、」
緑「しげ？」
赤「はよ、行く、」
しげは照史の手をつかんで、楽屋を出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 404人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
M(プロフ) - いえいえ！ (2020年1月14日 17時) (
レス) id: 8b470e4b3f (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - Mさん» こちらこそです！いつも読んでいただきありがとうございます(>_<) (2020年1月14日 7時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ありがとうございました！ (2020年1月14日 7時) (レス) id: 8b470e4b3f (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - あんずさん» ものすごいお話になりそうですね笑書いてみます！ (2020年1月14日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
あんず - リクエスト失礼します。小瀧君と重岡君がスタッフに虐められてて、そのスタッフに重岡君が金属バットで殴られそうになっているところをもうくたくたの小瀧君が助けて意識不明になってしまい重岡君が自分のせいだとせめてしまう話が見たいです！お願いします。 (2020年1月13日 23時) (レス) id: 051970e71c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：・み・
| 作成日時：2019年12月8日 21時
