こたしげ物語２

過呼吸のしげちゃん(リクエスト) ページ24

神山side

今日はメンバー全員での雑誌撮影。

なんやけど………

赤「小瀧！」

青「お前こっちやないやろ」

赤「ちゃうもん、小瀧の隣は俺やもん」

橙「しげ、撮影終わったらにしようや、な？」

赤「なんで？小瀧といたい、小瀧は俺の、」

紫「しげのやな、そうやけど、少しだけ我慢せえへん？」

握ってたのんちゃんの手をゆっくり下ろして

まぁあからさまに落ち込んで、

緑「すぐ終わるから、な？」

赤「………小瀧遠い、」

緑「じゃあ終わったら、のんちゃんとこ行こっか」

赤「……そんなん長い、」

拗ねてもうた。

ただでさえ撮影時間は押していて、現場はピリピリモード。

なんとかしげをなだめて、撮影は終わった。



橙「お疲れー」

緑「お疲れ〜」

紫「なぁ、しげは？」

緑「あー、なんかスタッフさんに呼ばれとった」

撮影が終わって、のんちゃんに抱きついとったけど、

すぐスタッフさんに呼ばれてんな。

黄「なんかあったん？」

緑「分からへんけど、今日の雰囲気はあんま良くなかったよな」

橙「しゃーなし。しげやって寂しかったんやろ」

結局しげを甘やかしてしまうのは、メンバーみんな同じ。

なんやろ、なんか甘やかしてまうんよな。

と、楽屋のドアが開いて

紫「お、しげ、どこ行ってたん？」

赤「……ううん、」

橙「しげ？どうした？」

赤「な、もない、」

分かりやすく落ち込んで、泣きそうになってるしげ。

緑「どうしたん、のんちゃんと喧嘩した？」

どうやら違うみたいで、俺に抱きついてきた。

緑「もう、どうしたん」

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