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小瀧side
赤「………っ」
みんながここを出て10分。
いや、さすがに泣きすぎやろ。
ずっと椅子に座って泣いとる。
桃「なんでお前が泣いてんねん」
ただ単純に、こいつが泣いてる意味が分からんくて聞いたのに、余計泣き出したし。
桃「なんか言えって」
ほんま、なに考えとんのか全然分からんから。
赤「……き、ら、われ、る………っ」
桃「誰に」
赤「こ、たき、に………っ」
桃「……は？なんで？」
赤「け、が、させ、て……っ…もう……嫌い、って……っ」
桃「俺が言ったん？」
赤「言って、へん……っ」
は？
ますます意味分からん。
桃「で、なんで泣いてるん」
そのよう分からんしげの妄想は置いといて、本題や。
桃「なんで泣いとんのか聞いてるんやけど」
赤「ご、めん………っ」
桃「いちいち謝んな」
はよ、なんで泣いてるんやこいつは。
赤「………嫌われ、たく、なかった………っ」
桃「誰に」
赤「こ、たき………っ」
桃「誰が」
赤「俺が………っ」
桃「いつそんなこと言ったん」
やっと目があって
桃「いつ、俺がお前に嫌いって言ったん」
赤「ちゃうよ……っ…これ、から……っ…嫌いなる……っ」
桃「へー、これから俺が嫌いになるくらいのことするんや。なにするん？」
赤「……ちゃ、うよ、小瀧、………っ」
桃「逆に楽しみやわ。俺が嫌いになること、なんやろ」
赤「ちゃうの、聞いて、………っ」
聞かんでも分かるわ、お前の考えとることは大体。
少なくとも俺は、嫌いとか言った覚えないし。
桃「ん。」
両手を広げても、しげはうつむいて
桃「なんや、抱きつかないん？」
いつもラグビー選手並みのタックルしてくるくせに。
桃「これ、ひびやってさ」
利き手じゃない分、まだまし。
赤「ご、めん……っ」
桃「だからなんでお前が謝るん」
赤「俺の、せい、やから……っ」
やっぱり。
しょうもないこと考えてたんやこいつ。
桃「アホやな、お前」
右手で、しげの頭を撫でる。
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M(プロフ) - いえいえ！ (2020年1月14日 17時) (
レス) id: 8b470e4b3f (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - Mさん» こちらこそです！いつも読んでいただきありがとうございます(>_<) (2020年1月14日 7時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ありがとうございました！ (2020年1月14日 7時) (レス) id: 8b470e4b3f (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - あんずさん» ものすごいお話になりそうですね笑書いてみます！ (2020年1月14日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
あんず - リクエスト失礼します。小瀧君と重岡君がスタッフに虐められてて、そのスタッフに重岡君が金属バットで殴られそうになっているところをもうくたくたの小瀧君が助けて意識不明になってしまい重岡君が自分のせいだとせめてしまう話が見たいです！お願いします。 (2020年1月13日 23時) (レス) id: 051970e71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・み・
| 作成日時：2019年12月8日 21時
