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2人にタオルを渡し、体や髪を拭いてもらっている間に、暖房をつける。
「助かったー！ありがとうございますA先生！」
「いえいえ。イナホちゃん、と、えっと…ユウカちゃん？」
「あ、はい。石ノ森ユウカです」
「石ノ森ユウカちゃん。宗像Aです。5-2の副担任してます」
「うん。知ってる。結構有名だよ？A先生は」
「え、そうなの？」
「うん！面白くていい先生だってみんな言ってるよ！」
お、面白い？なんかウケるようなことしただろうか…？まあいいや。
「よろしくね、ユウカちゃん」
「うん！よろしくね、A先生」
私とユウカちゃんの初コンタクトを、イナホちゃんは嬉しそうに見守っている。
「それで…2人とも、寒くない？雨すごかったでしょ？」
「まあ…寒かったけど、先生のおかげでだいぶ温まってきましたよ！」
やっぱり寒いよね…もうすぐ10月も終わるし。
「何か、温かいもの飲む？」
そう聞くと、イナホちゃんはもちろん、ユウカちゃんもパッと表情が明るくなる。
「飲む！飲みます！」
「じゃあ、ホットミルクとホットココア、どっちがいい？紅茶とかもあるけど…」
「ココアで！」
イナホちゃんは素直に注文してくれたけど、ユウカちゃんはやっぱり少し遠慮がちらしい。
「ユウカちゃんは？」
「え…ほんとにいいの先生？家に入れてもらった上に、わざわざそんな…」
「大丈夫だよ。…ほら、私一人暮らしだからさ、お客さん来てくれると嬉しくて。何が飲みたい？」
「うーん…じゃあ…ホットミルクで！」
「はーい。ちょっと待っててね」
ユウカちゃん。
礼儀正しくて、素直ないい子だなあ。
そういえば、5-2の子たちとはだいぶ打ち解けてきたけど、1組にはまだまだ知らない子も多いなあ…。
そんなことを考えながら、さっき買ってきた牛乳を温める。
2つの青いマグカップに温めた牛乳を注ぎ、
片方にはココアの粉。
もう片方にはお砂糖少々を入れて、
それぞれティースプーンでかき混ぜる。
ココアやお砂糖が溶けてきたところで、2人にそれを差し出した。
「どうぞ。熱かったらごめんね？」
「ありがとう先生！いただきまーす！」
「いただきます」
私はというと、温めた牛乳に紅茶を注ぎ、お砂糖を混ぜて、ホットミルクティーを作って飲んだ。
2人と同じ青いマグカップだ。
甘くて温かくて美味しいそれに、3人同時にほっと息をついた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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海葉(プロフ) - 明石美音子さん» あっスミマセン、レスボタン押すの忘れてました(-.-;) (2017年12月3日 11時) (携帯から) (
レス) id: f36489ca03 (このIDを非表示/違反報告)
海葉(プロフ) - ﾊｯ!(゜ロ゜)使用済みという考え方がありましたか！そうかもしれませんねぇ(笑)大将組はもちろん、皆さん変だったので、ツッコミ役三人組に期待してしまいましたよ(笑) (2017年12月3日 11時) (携帯から) (レス) id: f36489ca03 (このIDを非表示/違反報告)
明石美音子 - 海葉さん» ありがとうございまーす！そうだったんですか!?嬉しいです！大将さんたち登場しましたね！もういろいろ面白くてずっと笑ってました(笑)オロチさんがマフラー龍の頭にまでブリーフ被せてたのが印象的でした(笑)あれは新品なのか、それとも彼の使用済みなのか…。 (2017年12月3日 0時) (レス) id: e8c22bb6a4 (このIDを非表示/違反報告)
海葉(プロフ) - 続編おめでとうございまーす！私はよく宗像ちゃんを思い出して頑張っている人の一人です、いつもありがとうございます…！ああ、そういえば大将組、先週出てきましたよね！どうでした？(私はオロチさんのブリーフの身につけ方が好きですね（笑）) (2017年12月2日 20時) (レス) id: c9a6b087d8 (このIDを非表示/違反報告)
明石美音子 - ユカ松♪さん» どういたしまして！ありがとうございます！お気に召されたなら良かったです！ (2017年11月22日 22時) (レス) id: e8c22bb6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明石美音子 | 作成日時：2017年10月9日 21時
