カナエの生死は… ページ37
カナエ『………………もしここで私が死んだら、しのぶは私の仇を取ろうとするかもしれない…もしそれで仇を取れなくてしのぶも亡くなったら…?カナヲは…アオイは…なほは…すみは…きよは…。でも、ここで生きても、肺が治せないのならもし柱として貢献できない…どうすればいいの…?考えなさい!胡蝶カナエ!』
神「そんなに悩むことかよ…パッと決めちまえよ。それとも何か?この神様に決めて欲しいってか?」
カナエ「……ねぇ神様!私はどうすればいいの?このまま死んでしまったら悲しむ人達がいる…でもこのまま生きてももう鬼殺隊には貢献できないわ!…………どうすれば…」
神「……………呼吸が使えないから鬼殺隊には貢献出来ないのか?それを言ったらあんたの屋敷の神崎アオイ、女子3人…それに隠は?あいつらだって剣術の才能がなかったり鬼を目の前にしてビビったりしてる奴らだろ。それでも傷を負った隊士を治療して訓練もして、送り出したり…新しい隊士の服を採寸したり、任務後の処理…充分貢献してんじゃねえの?隊士として戦う事だけが鬼殺隊に貢献しているとは限らねぇだろ?」
カナエ「!………そうよね…私はなんて大切なことを忘れていたのかしら…。ありがとう、神様…」
神「おう!」ニカッ
神「それで?結論は出たのか?」
カナエ「ええ…私は…生きたい!」
そういうと、私の体が少しづつ光始めた…
神「もう、迷いは無さそうだな。」
頑張れよ。胡蝶カナエ
そう言ってニカッと笑う神様の表情を見たのを最後に、私の意識は途切れた
その頃しのぶは…
しのぶ「……?………?!姉さん!」蝶屋敷にて目を覚ます。屋敷の戸を開けると…
不知火「しのぶ!カナエが倒れてたから直せる範囲で傷を治して連れてきたよ。恐らく柱は続けられないと思うけど…」
しのぶ「ありがとうごさいます!仁也さん」
不知火「じゃあこれで」
数刻後…
しのぶ「姉さん!良かった…目が覚めて…」
カナエ「………しのぶ…神様は?」
しのぶ「……?何を言ってるの?姉さん」
カナエ「神様が助けてくれたの…」
しのぶ「助けてくれたのは仁也さんよ?きっとまだ頭が朦朧としているんじゃない?」
カナエ『…………確かに私は神様にあったのよ…。また…会えるかしら…』
その後、カナエは柱を引退。しのぶが蟲柱として跡を継いだ。カナエは現在しのぶと一緒に怪我人の手当に当たっている
作者と夢主の鎹鴉が話すだけのコーナー(飛ばしても構いません)→←カナエが見た物の正体
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彼岸花(プロフ) - シホニャンさん» 面白いっていってくださってありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月18日 18時) (レス) id: 3fbb5787e5 (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 実弥最高!!実弥師範ってゆう小説初めで見たけど面白い!更新楽しみにしてます。応援しています。 (2020年3月18日 18時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白百合 | 作成日時:2020年2月11日 16時